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薬の副作用でがんになりやすくなるの?

第36回薬剤師のジャーナルクラブ「JJCLIP」インターネット配信、
新年度5回目の抄読会開催のお知らせをいたします。
毎度毎度初心者を置き去りにしない配信を心がけておりますので、
初めての方も難しく考えずにどうぞ楽しんでいっていただければと思います。
いやー、薬剤師の立場でEBMを実践するというのは難しいですね。
実際に医学論文を手にして処方提案を行っても
「医師の処方権」には太刀打ちできないわけですよ。
そして一度決まってしまった処方は、それこそ何か間違いがない限り、
変更するというのは容易ではないと思います。
では、薬剤師のEBMというのは理想論、絵に描いた餅なのでしょうか?
確かに一度決まってしまった処方は変えにくいものですが、
ほとんどの処方は一発勝負ではなく、連綿と続いていくものです。
また薬剤師として関わる意義が大きそうなのもそういう続いていく処方です。
そのような処方サイクルの中で、
まだ決まっていない次回の処方には大いに関わるチャンスがあります。
科学的に妥当な根拠は医師の臨床判断にとって重要な要素の一つです。
それを提供するのが薬剤師、というのは、立派なEBMの実践ではないでしょうか。
その具体例については、JJCLIPの論文抄読会の中で明らかになるでしょう。

では、以下に今回の配信日時の案内と臨床シナリオを転載しますので、

よ〜く読んで、自分がその薬剤師になったつもりで、
場面をできるだけリアルにイメージしてみてください。

////////////////
日時:2016年8月28日(日)
21:00頃から90分の配信予定
(20:45頃より数分間テスト配信を兼ねた雑談の予定)

配信:http://twitcasting.tv/89089314
※インターネット環境があればどなたでも視聴可能です(電波良ければスマホでもOK!)。
※ツイッターかフェイスブックのアカウントがあればリアルタイムにコメントのやりとりができます!
※録音をこちらに保存しておきますので、聞き逃しても後から聞くことが可能です。

今回の抄読会でも仮想シナリオを元にして進めます。
今回のシナリオと文献は以下の通りです。
(シナリオ作成は@pharmasahiro先生。ブログより転載します)

 

【仮想症例シナリオ】
あなたは, とある街の薬局の薬剤師さんです.
オリンピックと夏の甲子園で気温以上に熱い今年の夏, スタッフも患者さんも, 連日その話題で持ちきりとなっています.
そんな中, 今年度より自分がかかりつけ薬剤師として担当している一人の患者さんが, 定期処方が出る前に来局され, なにやら不安そうな面持ちで次のような質問をされました.
「もう結構長いこと治療を受けているし, 数値もそこそこいい感じで, 何か減らせる薬ってないかなぁと思ってね. 実は先日低血糖みたいな症状を起こしてこともあってね…
それに, ちょっとネットで自分の薬のことを調べてみたんだけれど, このピオ何ちゃらって薬, 膀胱がんが増えるかもって書いてあって, それでもう不安になっちゃって…
こういうことってなかなか医院では怖くて聞けないからね…
先生, どう思います?」


患者背景:
高血圧と2型糖尿病と診断されて10年ほどが経過した50代の自営業男性
共働きの奥様と中学生の息子さん, 高校生の娘さんの4人暮らし


使用薬:
メトホルミン500mg 2T/分2 朝夕食後
グリメピリド1mg 2T/分2 朝夕食後
シタグリプチン50mg 1T/分1 朝食後
ピオグリタゾン15mg 1T/分1 朝食後
テルミサルタン40mg 1T/分1 朝食後


直近データ:
BP 120/70mmHg HR 72
FBS 100mg/dl
HbA1c 6.2%
ピオグリタゾンと膀胱がんの発症リスクについて, その真偽の確認を依頼されたあなた.
その場でPubMedを検索したところ, 今年に入って新しい情報が追加されていることがわかりました. 早速, 論文をダウンロードして, その場で読んでみることにしました


【論文タイトルと出典】
Pioglitazone use and risk of bladder cancer: population based cohort study.
Tuccori M et al
BMJ. 2016 Mar 30;352:i1541
PMID:27029385

フルテキストをPDFで入手しておきましょう→こちらをクリック

@syuichiao先生作成の観察研究を10分で吟味するポイントもご準備を!
////////////////
 

 

 

患者さんがネットで薬の副作用について知ってしまう、

あるいは最近だと「週刊誌で『飲んではいけない』と書いてあった」

なんてので問い合わせがあったりすると思います。

それに対して、どう答えますか?

 

「取るに足らない話だ」

 

なんて片付けてしまうのではなく、

エビデンスを元にして、

患者さん、あるいは医師との対話のきっかけにしてみてはどうでしょう。

そのためにはやはりリスクを定量的に掴むことが必須です。

その方法について、

前回同様今回もコホート研究を扱いますので

皆さんと楽しく学んでみたいと思います。

配信中、分からないことはどんどんご質問下さい。
コメントにも積極的に答えていこうと思っていますので、
恥ずかしがることはありません、お気軽にご参加下さい!
コメント投稿によって視聴者同士のやり取りもできますから、
そちらも積極的に楽しんでいただければと思います。

では、配信をお楽しみに!
ワタクシもツイキャスを介して皆様にお会いできるのを楽しみにしています。

※どなたでも視聴することはできますが、主な対象は臨床の薬剤師ならびに薬学部5年生以上を想定していますので、医学薬学分野の専門用語等が解説無しに飛び交うのはご容赦下さい

薬剤師のジャーナルクラブは薬剤師による薬剤師のための情報共有と穏やかな学びを目的としたSNSを利用したコミュニティです。EBMでエビデンスと人と、人と人とを繋ぐのが私たちの理念です。ぜひこの機会に、一緒に学んでみませんか? 現在は@syuichiao先生と@pharmasahiro先生とワタクシ@89089314の3名をコアメンバーとした任意団体ですが、今年度中のNPO法人設立を目指して準備中です。つきましては、皆様のお力を必要としています。ご支援くださいます場合は私たちのいずれかにご連絡いただけますと助かります。

JUGEMテーマ:
JUGEMテーマ:身近な医療と健康

【JJCLIP】風邪薬を服用すると認知症になりやすいの?

第35回薬剤師のジャーナルクラブ「JJCLIP」インターネット配信、
新年度4回目の抄読会開催のお知らせをいたします。
毎度毎度初心者を置き去りにしない配信を心がけておりますので、
初めての方も難しく考えずにどうぞ楽しんでいっていただければと思います。
前回の配信は、リアルワークショップの報告をさせていただきました。
JJCLIPと出会うまではEBMの実践なんて思いもよらなかったという方々が
EBMの「心」をしっかり受け継いで
現場において実践しているということについてのレクチャーや報告、
そしてエビデンスの適用について話し合うロールプレイを通して
EBMの実践を疑似体験していただくというものでした。
薬剤師としてEBMはいつからでも学べます。
もちろん、早くから始めるに越したことはないですよ!
だから今回から共に学びましょう!
どこまでやっても終わりがないからこそ、
初心者もベテランも一緒に学ぶことにメリットがあります。

では、以下に今回の配信日時の案内と臨床シナリオを転載しますので、

よ〜く読んで、自分がその薬剤師になったつもりで、
場面をできるだけリアルにイメージしてみてください。

////////////////
日時:2016年7月24日(日)
21:00頃から90分の配信予定
(20:45頃より数分間テスト配信を兼ねた雑談の予定)

配信:http://twitcasting.tv/89089314
※インターネット環境があればどなたでも視聴可能です(電波良ければスマホでもOK!)。
※ツイッターかフェイスブックのアカウントがあればリアルタイムにコメントのやりとりができます!
※録音をこちらに保存しておきますので、聞き逃しても後から聞くことが可能です。

今回の抄読会でも仮想シナリオを元にして進めます。
今回のシナリオと文献は以下の通りです。
(シナリオ作成は@pharmasahiro先生。ブログより転載します)

[仮想症例シナリオ]

あなたは, とある街の薬局に勤める薬剤師です.
梅雨上がりの夏本番, 気温も上がり, 脱水症状対策のチラシを補充しようかなと考えていたら,
一人の女性があなたに相談にやってきました.

「この間の週刊誌に, “薬でむしろ認知症になる!”なんて記事を見かけて以来, どうも不安で…私の飲んでる薬なら大丈夫なのかしら?」

[患者情報]
67歳女性
軽度な過活動膀胱で5年前より治療中
特に大きな病歴もなく, 軽い運動もしている(自己申告)
ただ近医への定期受診時に, 「風邪を引いた時のために」と総合感冒薬が数日分だけいつも処方されている

 

rp)
コハク酸ソリフェナジンOD錠5mg 1錠 分1朝食後

プロメタジン1.35%等配合非ピリン系感冒剤 4g 分4毎食後および就寝前

 

あなたは, 週刊誌の情報が本当に正しいのか調べてみたところ,
抗コリン作用薬と認知症発症に関する一つの論文を見つけることができたので,
早速, その場で読んでみることにしました.

 

[論文タイトルと出典]

Gray SL, Anderson ML, Dublin S, Hanlon JT, Hubbard R, Walker R, Yu O, Crane PK, Larson EB.

Cumulative use of strong anticholinergics and incident dementia: a prospective cohort study.

JAMA Intern Med. 2015 Mar;175(3):401-7.

PubMed PMID: 25621434.

フルテキストをPDFで入手しておきましょう→こちらをクリック

@syuichiao先生作成の観察研究を10分で吟味するポイントもご準備を!
////////////////
 

毎回定期的に「風邪薬」をもらっていく患者さん、あるあるですね(笑)

本当に全部飲んでるのか聞いてみたら、

こういう患者さんって結構きちんと(?)飲んでるんですよね!

実際に聞いてみて変な感心をしたことがあります。

 

さて、今回のお題論文は「コホート研究」ですね。

コホート研究は観察研究なので、

「薬を飲んで害があるか?」を検証する研究デザインとして適しています。

今年度コホート研究を読むのは初めてですが、

薬剤師であればぜひ読めるようになっておきたい研究デザインです。

 

薬理学的には、抗コリン作用が中枢で現れると認知機能が障害されることになっています。

「抗コリン薬を飲んでいると認知機能が落ちる」というのは正しい話ですが、

じゃあ、それはどれぐらい落ちるのでしょうか?

また、長期間抗コリン作用のある薬を飲んでいると、認知症になるのでしょうか?

 

このように、定量的な疑問や不確実な命題に対して薬理学だけで臨むのは力不足です。

ぜひ、この機会に臨床のエビデンスを手にしてみてください。

配信中、分からないことはどんどんご質問下さい。
コメントにも積極的に答えていこうと思っていますので、
恥ずかしがることはありません、お気軽にご参加下さい!
コメント投稿によって視聴者同士のやり取りもできますから、
そちらも積極的に楽しんでいただければと思います。

では、配信をお楽しみに!
ワタクシもツイキャスを介して皆様にお会いできるのを楽しみにしています。

※どなたでも視聴することはできますが、主な対象は臨床の薬剤師ならびに薬学部5年生以上を想定していますので、医学薬学分野の専門用語等が解説無しに飛び交うのはご容赦下さい

薬剤師のジャーナルクラブは薬剤師による薬剤師のための情報共有と穏やかな学びを目的としたSNSを利用したコミュニティです。EBMでエビデンスと人と、人と人とを繋ぐのが私たちの理念です。ぜひこの機会に、一緒に学んでみませんか? 現在は@syuichiao先生と@pharmasahiro先生とワタクシ@89089314の3名をコアメンバーとした任意団体ですが、今年度中のNPO法人設立を目指して準備中です。つきましては、皆様のお力を必要としています。ご支援くださいます場合は私たちのいずれかにご連絡いただけますと助かります。

JUGEMテーマ:
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【JJCLIP】リアルワークショップ大盛況!の御礼と今後の展望

第34回薬剤師のジャーナルクラブ「JJCLIP」インターネット配信、
新年度3回目の配信のお知らせをいたします。
ただし今回は論文を読むんじゃなくて、
先日のリアルワークショップの御礼かたがた、
当日の雰囲気をいくらかお伝えしてみたいと思います。
(もちろん当日時間とお金を使ってご参加していただいた方のためにも
 全てをお伝えすることはできませんけどね)
 
ということなので、
今回は論文読んだことがない人でも「JJCLIPに興味がある」程度でいいですから
ビールでも飲みながら気楽に聞いてみていただけると幸いです。
これまで何度か論文抄読会に参加してくださった方は
せっかくの機会ですから何でも気軽にご質問いただければと思います。
ざっくばらんな意見交換の機会にしましょう。

では、以下に今回の配信日時をご案内します

////////////////
日時:2016年6月19日(日)
21:00頃から90分の配信予定
(20:45頃より数分間テスト配信を兼ねた雑談の予定)

配信:http://twitcasting.tv/89089314
※インターネット環境があればどなたでも視聴可能です(電波良ければスマホでもOK!)。
※ツイッターかフェイスブックのアカウントがあればリアルタイムにコメントのやりとりができます!
※録音をこちらに保存しておきますので、聞き逃しても後から聞くことが可能です。
 
なお、このたび開催したワークショップの開催案内はこちらです。

////////////////

今回もEBM初心者な薬剤師はもちろん、
学生さん、登録販売者さん、その他興味のある方のご参加は大歓迎です。
それと、
この1年温めてきたNPO法人化のプロジェクトも
いよいよ申請手続きに入れそうです。
うまくいけば、今年度中の創立となるよう頑張っています。
法人化の理念については過去の記事をご参照いただき、
定款内容や事業内容、予算計画などについては
配信中にお気軽にご質問いただければと思います。
また、入会は随時受け付けております。
ひとまず今年度の暫定的な連絡先は次のメールアドレスです。
jjclip@hidexp.net
こちらに、
【氏名】
【フリガナ】
【所属】(勤務先)
【職種】(薬剤師、学生など)
【郵便番号】
【住所】(郵便物が届くなら勤務先でも可)
【メールアドレス】(ほぼこれでのご連絡になるので確実なもの)
をご連絡ください。
年会費については2,000円を予定していますが、
法人の銀行口座ができてから請求させていただきます。

配信中、分からないことはどんどんご質問下さい。
コメントにも積極的に答えていこうと思っていますので、
恥ずかしがることはありません、お気軽にご参加下さい!
コメント投稿によって視聴者同士のやり取りもできますから、
そちらも積極的に楽しんでいただければと思います。

では、配信をお楽しみに!
ワタクシもツイキャスを介して皆様にお会いできるのを楽しみにしています。

※どなたでも視聴することはできますが、主な対象は臨床の薬剤師ならびに薬学部5年生以上を想定していますので、医学薬学分野の専門用語等が解説無しに飛び交うのはご容赦下さい

薬剤師のジャーナルクラブは薬剤師による薬剤師のための情報共有と穏やかな学びを目的としたSNSを利用したコミュニティです。EBMでエビデンスと人と、人と人とを繋ぐのが私たちの理念です。ぜひこの機会に、一緒に学んでみませんか? 現在は@syuichiao先生と@pharmasahiro先生とワタクシ@89089314の3名をコアメンバーとした任意団体ですが、NPO法人化を準備中です。つきましては、皆様のお力を必要としています。ご支援くださいます場合は私たちのいずれかにご連絡いただけますと助かります。
 
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【JJCLIP】コレステロールを下げる薬で病気をどれだけ予防できるの?

第33回薬剤師のジャーナルクラブ「JJCLIP」インターネット配信、
新年度2回目の抄読会開催のお知らせをいたします。
今回も初心者向けの配信でございます。
「5月病なんてぶっとばせ!」てな感じの勢いでやっていきますので
皆様も楽しんでいっていただければと思います。

語句解説は丁寧にやっていきますが、
論文を読む前の準備(シナリオのPECO)や
RCTを読む際のチェックポイントについては前回じっくりとやりましたので
今回はそのあたりはかなり軽めに流して
最後のディスカッション、いわゆる
「エビデンスの適用」についてみんなで話し合ってみたいと思います。

実はEBMって、論文を読むのが面白いんじゃなくて、
論文を元にみんなで話し合うことができるから面白いんじゃないかと思っています。

日本語では「論文の批判的吟味」って言いますから

つい批判的な態度を想像してしまいがちですが、
実はそこが大事なのではなくて
このエビデンスは信用できるのかな?できないのかな?
このエビデンスは適用できるのかな?できないのかな?
という非常にどっちつかずの分水嶺のような状態="critical"な状態で
ディスカッションすることで大変場は盛り上がりますし
様々な立場の考え方を知ることができて自分の視野が広がります。
このような視点でエビデンスに臨めば、
エビデンスは他人のプラクティスを批判するものではなくて
エビデンスは人と人とをつなげるものになってきます。
それこそが薬剤師が目指すべきEBMなのかなと思っております。

私たちと一緒にやれば、
全くのEBM初心者でもその片鱗は今回見ることができるでしょう。
ぜひ下記要項をご参照の上、お気軽に配信にご参加ください。

なお、今回は平成28年熊本地震のチャリティ配信ということで
当日の最大同時視聴者人数×100円を熊本県もしくは日本赤十字社に募金することにいたしました!

もうこれガチでやりますから!
上限は預金の範囲内ですけども(笑)
ぜひ私たちが困るぐらいのご参加をいただければと思います!


では、以下に今回の配信日時の案内と臨床シナリオを転載しますので、
初めての方はどうぞよく読んで、
自分がその薬剤師になったつもりで、
場面をできるだけリアルにイメージしてみてください。

////////////////
日時:2016年5月29日(日)
21:00頃から90分の配信予定
(20:45頃より数分間テスト配信を兼ねた雑談の予定)

配信:http://twitcasting.tv/89089314
※インターネット環境があればどなたでも視聴可能です(電波良ければスマホでもOK!)。
※ツイッターかフェイスブックのアカウントがあればリアルタイムにコメントのやりとりができます!
※録音をこちらに保存しておきますので、聞き逃しても後から聞くことが可能です。

今回の抄読会でも仮想シナリオを元にして進めます。
今回のシナリオと文献は以下の通りです。
(シナリオ作成は@pharmasahiro先生。ブログより転載します)

[仮想症例シナリオ]
あなたは, とある街の薬局の薬剤師さんです.
今は5月下旬, GW前後の仕事の慌ただしさもようやくひと段落してきました.

来局される患者さんの流れが途切れて, ちょっと一息入れようとしたところ,
当薬局をかかりつけとしてくださっている方が来局され, 処方箋を出されて次のような質問をされました.

「自分みたいな年齢になればみーんなコレステロールの薬を飲んでいるよね. 今大きな仕事をしているし, できれば定年までしっかり働きたい. ふと思ったんだけれど, この薬を飲んでいれば, 自分も含めて, みんなちゃんと心臓とかの病気を防げるのかな?こういう質問って, あんまり病院ではできないんだよねぇ…」

[患者情報]
会社の重役を務めている50代なかばの男性
これまでに特に目立った病気をしていないが,
健康診断で脂質異常症と高血圧を指摘された3年前より, 以下の薬を服薬中

内服薬:
プラバスタチン錠10mg/Nx1
アムロジピン錠5mg/Nx1

あなたは, 目の前の患者さんにとって, この薬が本当に将来起こりうる疾患の発症を予防できるのか, 早速ネットで検索をしてみました.

すると, 運良く有料の論文が無償で公開されているのを見つけることができましたので, その場で読んでみることにしました.

[文献タイトルと出典]
Nakamura H, Arakawa K, Itakura H, Kitabatake A, Goto Y, Toyota T, Nakaya N, Nishimoto S, Muranaka M, Yamamoto A, Mizuno K, Ohashi Y; MEGA Study Group.
Primary prevention of cardiovascular disease with pravastatin in Japan (MEGA Study): a prospective randomised controlled trial.
Lancet. 2006 Sep 30;368(9542):1155-63.
PubMed PMID: 17011942.

※フルテキストの入手方法ですが、今回はちょっと難しいです。
まず、本来は有料の論文ですので、
Lancetから購入していただくのが本来は一番です。
ただし、無料で手に入れる方法があります。
例えば、PfizerPROに会員登録すると、その会員サイト経由でthelancet.comにアクセスすると
Lancetが全文入手できたりするので、そこからこの論文を探していただくのが一つ。
(論文タイトルの"Primary prevention of cardiovascular disease with pravastatin in Japan (MEGA Study): a prospective randomised controlled trial"をコピペで検索するとすぐに見つかります)
あるいは、このような論文はネット上に転がっていることも多いので、論文タイトルをそのままgoogleで検索してみたら、もしかしたらPDFファイルにヒットするかも……
(ただしそのように入手した論文の著作権等の責任は負えません)
もしどうにも分からないということであれば、
私までご連絡くださればご案内いたします。

@syuichiao先生作成のランダム化比較試験を10分で吟味するポイントもご準備を!
////////////////

今回も超がつくほどの初心者向け配信です。
前回に引き続き、臨床医学論文の基本であるRCTという研究デザインで、
さらにRCTを読むなら初心者でも外すことのできない"PROBE"を扱います。
PROBEとは、"Prospective Randomized Open Blinded-Endpoint"のことで、
簡単に言えば、エンドポイントだけを盲検化したRCTなのですが、
そのメリットとデメリット、読む上での注意点を分かりやすく解説します。

新人さんはもちろん、実務実習を控えた学生さんも、
あるいは「英語の論文なんて読めない」と諦めていた方も、
この機会にちょっとだけ覗いていってみませんか?


配信中、分からないことはどんどんご質問下さい。
コメントにも積極的に答えていこうと思っていますので、
恥ずかしがることはありません、お気軽にご参加下さい!
コメント投稿によって視聴者同士のやり取りもできますから、
そちらも積極的に楽しんでいただければと思います。

では、配信をお楽しみに!
ワタクシもツイキャスを介して皆様にお会いできるのを楽しみにしています。

※どなたでも視聴することはできますが、主な対象は臨床の薬剤師ならびに薬学部5年生以上を想定していますので、医学薬学分野の専門用語等が解説無しに飛び交うのはご容赦下さい

薬剤師のジャーナルクラブは薬剤師による薬剤師のための情報共有と穏やかな学びを目的としたSNSを利用したコミュニティです。EBMでエビデンスと人と、人と人とを繋ぐのが私たちの理念です。ぜひこの機会に、一緒に学んでみませんか? 現在は@syuichiao先生と@pharmasahiro先生とワタクシ@89089314の3名をコアメンバーとした任意団体ですが、NPO法人化を準備中です。つきましては、皆様のお力を必要としています。ご支援くださいます場合は私たちのいずれかにご連絡いただけますと助かります。
 
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【JJCLIP】メニエル病は薬でどこまで治せるの?

第32回薬剤師のジャーナルクラブ「JJCLIP」インターネット配信、
新年度に入って最初の抄読会開催のお知らせをいたします。



春もうららな今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
新年度を迎えて気持ちを新たに頑張られていることと思います。
特に新人薬剤師は希望ややる気に胸を膨らませているかもしれませんね。
あるいは早くも現実の壁にぶち当たってしまっているでしょうか。

さて、
今回はそのような新人さんにこそ聞いていただきたい論文抄読会です。
最近は薬学教育の中にもEBMが取り入れられており、
国家試験にも毎年問題が出題されるようになりました。
ですが、EBMをどのように教わるかについては大学(教員)により
まちまちになっているのが現状だと思いますし、
エビデンスの適用という答えは一つではない問題を
国家試験では扱うことができません。
私たちは臨床で学んでいかなければなりません。
そのための学び方を学ばなければなりません。
私たちと一緒に学んでみませんか。

では、以下に今回の配信日時の案内と臨床シナリオを転載しますので、
初めての方はどうぞよく読んで、
自分がその薬剤師になったつもりで、
場面をできるだけリアルにイメージしてみてください。

////////////////
日時:2016年4月17日(日)
21:00頃から90分の配信予定
(20:45頃より数分間テスト配信を兼ねた雑談の予定)

配信:http://twitcasting.tv/89089314
※インターネット環境があればどなたでも視聴可能です(電波良ければスマホでもOK!)。
※ツイッターかフェイスブックのアカウントがあればリアルタイムにコメントのやりとりができます!
※録音をこちらに保存しておきますので、聞き逃しても後から聞くことが可能です。

今回の抄読会でも仮想シナリオを元にして進めます。
今回のシナリオと文献は以下の通りです。
(シナリオ作成は@pharmasahiro先生。ブログより転載します)

[仮想症例シナリオ]
あなたは, とある街の薬局の常勤薬剤師です.
1日の業務を終えて, 退勤しようとタイムカードを押そうとしたら,
今月から働き始めたばかりの新人薬剤師さんから声をかけられました.
いつもと違って, ちょっと元気がない様子の彼は, 次のような質問をしました.

「今日, メニエル病の患者さんにメリスロン®のことについて説明をしていたら, 患者さんからこんなこと言われちゃったんです.

“あのね薬剤師さん, この薬がどうやって効くとか, なんとなく言いたいことはわかるんだけれど,
私が知りたいのは,

[この薬で病気が治る可能性がどれくらいか]

なんだよね. そっちを教えて欲しいんだけど…”って.

薬の効き方は国試でもしっかり勉強したけれど,
患者さんが欲しい情報って, それだけじゃないんですよね.
そもそもこういう視点がなかった自分が情けないです.

先輩, あの薬ってどれくらい病気を治せるんですか?」

…新人くんの, 真摯な疑問に対して, これはしっかり応えようと思ったあなた.
「それなら, ここできっちり論文検索をしてみよう!」と一緒にPubMed検索をしてみました.
すると, 当該疾患・薬剤についての報告をすぐに見つけることができたので,
その場で早速読んでみることにしました.

患者情報:
初発のメニエール病を発症した40代女性
現病、既往、併用薬は今の所無し

[文献タイトルと出典]
Adrion C, Fischer CS, Wagner J, Gürkov R, Mansmann U, Strupp M; BEMED study group.
Efficacy and safety of betahistine treatment in patients with Meniere's disease: primary results of a long term, multicentre, double blind, randomised, placebo controlled, dose defining trial (BEMED trial).
BMJ. 2016; 352: h6816.
PubMed PMID: 26797774; PubMed Central PMCID: PMC4721211.
フルテキストをPDFで入手しておきましょう→こちらをクリック

@syuichiao先生作成のランダム化比較試験を10分で吟味するポイントもご準備を!
////////////////

今回は超がつくほどの初心者向け配信といたします。
新人さんはもちろん、実務実習を控えた学生さんも、
あるいは「英語の論文なんて読めない」と諦めていた方も、
この機会にちょっとだけ覗いていってみませんか?


配信中、分からないことはどんどんご質問下さい。
コメントにも積極的に答えていこうと思っていますので、
恥ずかしがることはありません、お気軽にご参加下さい!
コメント投稿によって視聴者同士のやり取りもできますから、
そちらも積極的に楽しんでいただければと思います。

では、配信をお楽しみに!
ワタクシもツイキャスを介して皆様にお会いできるのを楽しみにしています。

※どなたでも視聴することはできますが、主な対象は臨床の薬剤師ならびに薬学部5年生以上を想定していますので、医学薬学分野の専門用語等が解説無しに飛び交うのはご容赦下さい

薬剤師のジャーナルクラブは薬剤師による薬剤師のための情報共有と穏やかな学びを目的としたSNSを利用したコミュニティです。EBMでエビデンスと人と、人と人とを繋ぐのが私たちの理念です。ぜひこの機会に、一緒に学んでみませんか? 現在は@syuichiao先生と@pharmasahiro先生とワタクシ@89089314の3名をコアメンバーとした任意団体ですが、NPO法人化を準備中です。つきましては、皆様のお力を必要としています。ご支援くださいます場合は私たちのいずれかにご連絡いただけますと助かります。
 
JUGEMテーマ:
JUGEMテーマ:身近な医療と健康

【JJCLIP】年度末企画!コクランとnon-コクランで結果が違う!?

第31回薬剤師のジャーナルクラブ「JJCLIP」インターネット配信、
今年度12回目の抄読会開催のお知らせをいたします。



これまでJJCLIPの論文抄読会では
主にランダム化比較試験(RCT)や
システマティックレビュー(SR)を中心に
その吟味のしかたと臨床ケースへの適用について取り上げてきました。

今回は、年度末ということもあり、
4月は新人や初心者向けの企画を行うことにして、
このたびは少し慣れた方を対象にした企画として
ちょっとこれまでとは変わった論文を読んでみようと思います。


では、以下に今回の配信日時の案内と臨床シナリオを転載しますので、
初めての方はどうぞよく読んで、
自分がその薬剤師になったつもりで、
場面をできるだけリアルにイメージしてみてください。

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日時:2016年3月13日(日)
21:00頃から90分の配信予定
(20:45頃より数分間テスト配信を兼ねた雑談の予定)

配信:http://twitcasting.tv/89089314
※インターネット環境があればどなたでも視聴可能です(電波良ければスマホでもOK!)。
※ツイッターかフェイスブックのアカウントがあればリアルタイムにコメントのやりとりができます!
※録音をこちらに保存しておきますので、聞き逃しても後から聞くことが可能です。

今回の抄読会でも仮想シナリオを元にして進めます。
今回のシナリオと文献は以下の通りです。
(シナリオ作成は@pharmasahiro先生。ブログより転載します)

[仮想症例シナリオ]
あなたは, とある街の薬局に勤務する薬剤師です.
本日は公休日. のんびりとした朝です.
先日、EBMワークショップに参加して,
情報検索の方法とメタ分析の批判的吟味法を学んだばかり.

新しい武器を手に入れて,
自分も, 何かができるような気がして意気揚々としております.

ワークショップを振り返っていると, ふと,
「コクランのメタ分析ならば信用して良いだろう」
という言葉を思い出しました.
そう教わったのはいいものの, 果たして本当に,
手放しで信用して良いのだろうかと疑問に思ったあなた.

そんな思いを抱きながら, TwitterのTLを眺めていると,
「同じトピックでもコクランとnon-コクランでメタ分析の結果が異なる」
という論文が紹介されているではありませんか.

情報の批判的吟味の仕方を, もう一度復習しようと思ったあなたは,
早速, 朝一番でこの論文をダウンロードし, 読んでみることにしました.

[文献タイトルと出典]
Useem J, Brennan A, LaValley M, Vickery M, Ameli O, Reinen N, Gill CJ.
Systematic Differences between Cochrane and Non-Cochrane Meta-Analyses on the Same Topic: A Matched Pair Analysis.
PLoS One. 2015 Dec 15;10(12):e0144980.
PubMed PMID: 26671213
フルテキストをPDFで入手しておきましょう→こちらをクリック

@syuichiao先生作成のメタ分析を10分で吟味するポイントもご準備を!
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……通常のSRはRCTやコホート研究を系統的に集めてきてレビューするわけですが、
これは、SRを集めてきたSRという位置付けになるんでしょうか?
(すいませんワタクシも勉強不足なので詳しくないです)
ひとまず心血管疾患領域のSRを集めてきて、
介入やアウトカムでマッチするコクランレビューと
非コクランレビューを比較することでその結果に違いがあるかを検証しています。

SRというのは恣意性を排除して論文を集めているわけですから
もしその結果に違いがあるとしたら、
それは恣意的になってしまった部分があるということでしょうか?
それとも、コクランと非コクランで出版年が違ったりすると
その間に大きなスタディが入り込むということがあるのでしょうか?

ワタクシもよくわかりません。
皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

青島先生は今回の配信の告知記事の中で

「知識は情報の更新とともに常に訂正可能性を持つ。最新のエビデンスは重要だけれども、最新のエビデンスが必ずしも正しいことを示しているわけではない。また妥当性が高いと言われる情報も、常に正しいことを示しているわけでもない。」

と書かれておられます。
私たちはなぜ知識をアップデートしなければならないのでしょうか?
それは最新の情報が正しいとは限らないからであり、
知識の源である情報が更新されたときには
そこから生み出された知識も訂正する必要があるからです。
これは何も医療技術や情報がどんどん高度化していることとは無関係で、
世の中のあらゆる情報と、そこから導かれた知識は訂正可能性がある、
という風にワタクシは受け止めています。
(医療分野ではより顕著だというだけでしょう)

そのような知識のアップデートについて話し合ってみませんか?


配信中、分からないことはどんどんご質問下さい。
コメントにも積極的に答えていこうと思っていますので、
恥ずかしがることはありません、お気軽にご参加下さい!
コメント投稿によって視聴者同士のやり取りもできますから、
そちらも積極的に楽しんでいただければと思います。

では、配信をお楽しみに!
ワタクシもツイキャスを介して皆様にお会いできるのを楽しみにしています。

※どなたでも視聴することはできますが、主な対象は臨床の薬剤師ならびに薬学部5年生以上を想定していますので医学薬学分野の専門用語等が解説無しに飛び交うのはご容赦下さい

薬剤師のジャーナルクラブは薬剤師による薬剤師のための情報共有と穏やかな学びを目的としたSNSを利用したコミュニティです。EBMで人と人とを繋ぐのが私たちの理念です。ぜひこの機会に、一緒に学んでみませんか? 現在は@syuichiao先生と@pharmasahiro先生とワタクシの3名をコアメンバーとしております。
 
JUGEMテーマ:
JUGEMテーマ:身近な医療と健康

【JJCLIP】花粉ブロッククリームって効くの?

第30回薬剤師のジャーナルクラブ「JJCLIP」インターネット配信、
今年度11回目の抄読会開催のお知らせをいたします。



気がつけばもう30回目の配信ですか、早いもんです。
こうして月イチのペースでやってこれたのも
毎月多くの方々に支えていただいているおかげです。
改めて御礼申し上げます。

前回から配信環境も刷新したのですが
結局「JJCLIP七不思議のアレ」もありましたし
ワタクシのしゃべりも相変わらず下手ですがw
これからもこのペースで頑張ってやっていきますので
温かい目で見守っていただけると幸いです。

では、以下に今回の配信日時の案内と臨床シナリオを転載しますので、
初めての方はどうぞよく読んで、
自分がその薬剤師になったつもりで、
場面をできるだけリアルにイメージしてみてください。

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日時:2016年1月31日(日)
21:00頃から90分の配信予定
(20:45頃より数分間テスト配信を兼ねた雑談の予定)

配信:http://twitcasting.tv/89089314
※インターネット環境があればどなたでも視聴可能です(電波良ければスマホでもOK!)。
※ツイッターかフェイスブックのアカウントがあればリアルタイムにコメントのやりとりができます!
※録音をこちらに保存しておきますので、聞き逃しても後から聞くことが可能です。

今回の抄読会でも仮想シナリオを元にして進めます。
今回のシナリオと文献は以下の通りです。
(シナリオ作成は@pharmasahiro先生。毎度いいシナリオ感謝♪)

[仮想症例シナリオ]
あなたは, とある市中病院勤務の薬剤師です.
インフルエンザと花粉症が流行し始め, 院内もバタバタと忙しさを増しています.
アクシデントの無いように薬剤部で通常の内勤をしていたところ, 
いつも院内抄読会に一緒に参加している耳鼻咽喉科Dr.より相談の電話がかかってきました.
「今日の外来患者さんから『花粉ブロッククリームって効くんですか?』と質問されたんだ.
反射的に『効かないんじゃない?』と言ってしまっていつもの薬を処方しちゃったんだけれど, 
こういう時こそちゃんと根拠を確かめないとなってちょっと後悔してるんだよね…. 先生, 情報もってないかな?」
「花粉ブロッククリーム?...エビデンスあるのかな???」と半信半疑にその場でPubMed検索をしたところ, 何と効果を検証した論文がありました.
Dr.とのディスカッションや患者さんへの対応に有用だと思ったあなたは, 早速その場でこの論文を読んでみることにしました.

[文献タイトルと出典]
Schwetz S, Olze H, Melchisedech S, Grigorov A, Latza R.
Efficacy of pollen blocker cream in the treatment of allergic rhinitis.
Arch Otolaryngol Head Neck Surg. 2004 Aug;130(8):979-84.
PubMed PMID: 15313870.
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@syuichiao先生作成のランダム化比較試験を10分で吟味するポイントもご準備を!
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花粉ブロッククリーム……すいません、
花粉症とは全然縁がないもので、そんなものがあるとは知りませんでした(^^;)
こんなレビューを見つけましたので、参考にしてみました。

やじうまミニレビュー - フマキラー「アレルシャット 花粉鼻でブロック」 - 家電Watch

なるほど、モノとしてはただのワセリンですな。
これがホントに効くんなら、うちの職場とかでもおすすめしてみようかしら。
しかし確かにコレを綿棒なり指(?)なりで鼻の穴に塗り込むというのは
マヌケな姿であることは間違いなさそうですね。(^^;)
そのあたり、配信中のディスカッションでどのような話になるか
今から非常に楽しみにしています。


配信中、分からないことはどんどんご質問下さい。
コメントにも積極的に答えていこうと思っていますので、
恥ずかしがることはありません、お気軽にご参加下さい!
コメント投稿によって視聴者同士のやり取りもできますから、
そちらも積極的に楽しんでいただければと思います。

では、配信をお楽しみに!
ワタクシもツイキャスを介して皆様にお会いできるのを楽しみにしています。

※どなたでも視聴することはできますが、主な対象は臨床の薬剤師ならびに薬学部5年生以上を想定していますので医学薬学分野の専門用語等が解説無しに飛び交うのはご容赦下さい

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【JJCLIP】子供の熱さましの薬はアセトアミノフェンが一番なの?

第29回薬剤師のジャーナルクラブ「JJCLIP」インターネット配信、
今年度10回目の抄読会開催のお知らせをいたします。



今回は今年初めての抄読会開催になりますね。
前回の配信から、今回までの間に個人的な事由ながらいろいろございまして、
まず配信機材としてのMacBook Proを更新しましたし、
住居も変更してネット環境も快適になりました。
(今までマンション内がVDSL回線使うタイプだったのですが、
 このたびは室内まで1Gbpsの光ケーブルがやってきましたよ!)
初めての配信環境なので、何かトラブルが起こる可能性もありますが
アノ「JJCLIP七不思議の一つ」がどうなるのか非常に興味がありますしw
期待に胸を膨らませてお届けしたいと思います。


では、以下に今回の配信日時の案内と臨床シナリオを転載しますので、
初めての方はどうぞよく読んで、
自分がその薬剤師になったつもりで、
場面をできるだけリアルにイメージしてみてください。

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日時:2016年1月31日(日)
21:00頃から90分の配信予定
(20:45頃より数分間テスト配信を兼ねた雑談の予定)

配信:http://twitcasting.tv/89089314
※インターネット環境があればどなたでも視聴可能です(電波良ければスマホでもOK!)。
※ツイッターかフェイスブックのアカウントがあればリアルタイムにコメントのやりとりができます!
※録音をこちらに保存しておきますので、聞き逃しても後から聞くことが可能です。

今回の抄読会でも仮想シナリオを元にして進めます。
今回のシナリオと文献は以下の通りです。
(シナリオ作成は@pharmasahiro先生。毎度いいシナリオ感謝♪)

[仮想症例シナリオ]
あなたはとある街のドラッグストアに勤務する薬剤師です.
年始の忙しさもちょうど落ち着いてきた1月末, とある男性がお店を訪ねてきました.
「幼稚園に通う5歳の娘がまた熱っぽいんだ. これって以前小児科を受診させた時にもらった薬を飲ませた方がいいのかな?それともまた受診して、別の薬をもらった方がいいのかな?早く元気になってほしいんだよねぇ…」

[男性の情報]
いつも当薬局で日用品の買い物から本人、ご家族の処方箋調剤も受け付けている常連さん
奥さまと共働きで, 今日は自分が娘さんの幼稚園のお迎え当番

[娘さんの情報]
特に喘息などの現病はなし
二週間前に近隣の小児科から解熱剤としてカロナール®が屯用処方され, 現在も残薬が数回分あるとのこと

あなたは, 小児の解熱薬でカロナール®以外にも妥当なものがあるかどうか調べたところ,
ちょうどお目当ての論文を見つけることができたので, その場で早速読んでみることにしました.

[文献タイトルと出典]
Hay AD, Costelloe C, Redmond NM, Montgomery AA, Fletcher M, Hollinghurst S, Peters TJ.
Paracetamol plus ibuprofen for the treatment of fever in children (PITCH): randomised controlled trial.
BMJ. 2008 Sep 2;337:a1302.
PubMed PMID: 18765450.
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しかし、我が家のプリンターがなぜか繋がらなくて印刷できない……(汗)

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薬剤師のジャーナルクラブは薬剤師による薬剤師のための情報共有と穏やかな学びを目的としたSNSを利用したコミュニティです。EBMで人と人とを繋ぐのが私たちの理念です。ぜひこの機会に、一緒に学んでみませんか? 現在は@syuichiao先生と@pharmasahiro先生とワタクシの3名をコアメンバーとしております。
 
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【JJCLIP】インフルエンザワクチンの効果はどれくらい?

第28回薬剤師のジャーナルクラブ「JJCLIP」インターネット配信、
今年度9回目の抄読会開催のお知らせをいたします。


以下に今回の配信日時の案内と臨床シナリオを転載しますので、
初めての方はどうぞよく読んで、
自分がその薬剤師になったつもりで、
場面をできるだけリアルにイメージしてみてください。

////////////////
日時:2015年12月20日(日)
21:00頃から90分の配信予定
(20:45頃より数分間テスト配信を兼ねた雑談の予定)

配信:http://twitcasting.tv/89089314
※インターネット環境があればどなたでも視聴可能です(電波良ければスマホでもOK!)。
※ツイッターかフェイスブックのアカウントがあればリアルタイムにコメントのやりとりができます!
※録音をこちらに保存しておきますので、聞き逃しても後から聞くことが可能です。

今回の抄読会でも仮想シナリオを元にして進めます。
今回のシナリオと文献は以下の通りです。
(シナリオ作成は@pharmasahiro先生。毎度いいシナリオ感謝♪)

[仮想症例シナリオ]
あなたは, とある街の薬局に勤める薬剤師です.
今年もいよいよあとわずか. 薬局内も年末年始相応の忙しさになり, まさに師走状態です.
そんな中, 同僚の一人から, 次のような質問を受けました.
「インフルエンザワクチン, やっと先週打ってもらったよ. 医療従事者たるもの, 感染症にかかっちゃまずいし, 患者さんに移しでもしたらもっと良くないよね. ただ, 今まではなんとなく大事そうだから予防接種を受けていたけれど, 実際のところどうなのかな. 俺, 今までインフルエンザになんて一度もかかったことないけど, それってやっぱりワクチンのおかげなのかなぁ」
そんな, 同僚の独り言のような質問に, その場でうまく答えられなかったあなた.
今一度, ワクチンの効果を調べてみようと思い, Pubmedを検索してみました.
すると, ちょうどお目当ての論文を見つけることができました.
ただこの論文, コクランレビューという, なんと200ページを超える重厚なものです.
一瞬ひるんてしまったあなたですが, 「今年を締めくくるのにちょうどいい. たまには気合い入れてみるか」と, 腹をくくって早速読んでみることにしました.

[文献タイトルと出典]
Jefferson T, Di Pietrantonj C, Rivetti A, Bawazeer GA, Al-Ansary LA, Ferroni E. Vaccines for preventing influenza in healthy adults. Cochrane Database Syst Rev. 2014 Mar 13;3:CD001269. doi: 10.1002/14651858.CD001269.pub5.
PubMed PMID: 24623315.
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※およそ2MBぐらいあるやや重いファイルなのでご注意を

@syuichiao先生作成のメタ分析を10分で吟味するポイントもご準備を!
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今回はメタアナリシス、
それもコクランシステマティックレビューを取り扱います。

早速ダウンロードされた方は気付かれたかと思いますが、
なんと今回の論文、全部で267ページもあります!
コクランのレビューってすっごい細かくきっちりとデータを載せているのでかなりボリュームがあるのが普通なんですよね。

「こんなに読まなきゃいけないのか!?」

と初めての方は思うかもしれませんが、
心配ご無用です。
我々が用意したワークシートに沿って読んでいけば
今回も90分の枠の中で十分に論文を吟味して
みんなでディスカッションすることができます。
慣れれば自分ひとりで10分以内に読めるようになります。
今回の抄読会を終えた後には必ずや

「コクランなぞ恐るるに足らぬわ!」

と叫べるようになるでしょう(多分)


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そちらも積極的に楽しんでいただければと思います。

では、配信をお楽しみに!
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※どなたでも視聴することはできますが、主な対象は臨床の薬剤師ならびに薬学部5年生以上を想定していますので医学薬学分野の専門用語等が解説無しに飛び交うのはご容赦下さい

薬剤師のジャーナルクラブは薬剤師による薬剤師のための情報共有と穏やかな学びを目的としたSNSを利用したコミュニティです。EBMで人と人とを繋ぐのが私たちの理念です。ぜひこの機会に、一緒に学んでみませんか?現在は@syuichiao先生と@pharmasahiro先生とワタクシの3名をコアメンバーとしております。
 
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【地域医療ジャーナル】11月号に寄稿しました

「地域医療×エビデンス」という新しいスタイルのウェブマガジン、
『地域医療ジャーナル』の11月号が配信されました。

以下、ワタクシの記事を、
有料部分も少し含めて一部公開します。

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「抗精神病薬と肺炎のリスクについて」

日本人の死因のトップはがんですが、無視できない死因の一つに肺炎があります。肺炎は心疾患、脳血管疾患に次いで第4位の死因となっています。また、90歳以上では死因の第2位になっています。(厚生労働省 人口動態統計より)

さて、今回は抗精神病薬と肺炎リスクとの関連について、最近示されたエビデンスを紹介しつつ記事にしてみたいと思います。

抗精神病薬は、本来は統合失調症などの幻覚や妄想に対して使われる薬ですが、強力な催眠鎮静作用や気分安定化作用がありますので、認知症を含めた様々な精神疾患やその他の疾患に伴う不眠や不穏などの精神症状に対して用いられる薬です。広い意味では「トランキライザー=安定剤」と呼ばれていたりもしますが、ここでは抗精神病薬と呼び方を統一しましょう。

それで、実は精神科領域の臨床的には、抗精神病薬が悪影響したのではないかと思われる誤嚥性肺炎というものを結構よく見ます。特に高齢者になると非常に警戒しなければならないです。ただ、そのリスクはどれぐらいなのかについてはまだ十分なデータがあるとは言えず、誤嚥性肺炎の危険と抗精神病薬を使うメリットをうまく天秤にかけることが困難です。
 
そこで、最近報告された論文を元に、その天秤について少し考えてみたいと思います。


【誤嚥性肺炎はどのようにして起こるか】

まず、誤嚥性肺炎とは何か?何が原因で起こるか?ということについておさらいしておきたいと思います。

誤嚥性肺炎は、細菌が唾液や胃液、飲食物と一緒に気管から肺に侵入することが原因で起こります。本来、気管に唾液や飲食物などが入るはずはありません。しかし、ものを飲み込む動作というのは「嚥下反射」という食道の無意識で不随意な運動によって行われているのですが、それがうまくいかないこと(嚥下障害)が起こると、唾液や飲食物が気管から肺に入るようになります。その結果、肺の中で細菌が増殖して肺炎が起こります。嚥下障害というものがある限り、一旦治癒してもまた何度でも繰り返してしまう特徴があります。
 
嚥下障害が起こる原因として、老化に伴う変化と、脳血管障害やパーキンソン病などの神経変性疾患などによる嚥下反射と咳嗽反射(誤嚥したときに咳をして排出しようとすること)を司る神経の機能低下が指摘されています。特に、「サブスタンスP」という神経伝達物質の減少は嚥下および咳嗽(咳で誤嚥した異物を排出しようとする)の反射低下を引き起こすとされています。
 
そして、そのサブスタンスPの分泌は脳内のドパミン作動性神経(神経伝達物質にドパミンを使う神経)によって制御されているので、それでパーキンソン病のようなドパミン神経の障害が起こる疾患では誤嚥が起こりやすく、誤嚥性肺炎の発症リスクが高くなることになります。
 
医療職向けにもう少し踏み込んで詳しく言えば、嚥下や咳嗽に関与するサブスタンスPは迷走神経知覚枝頚部神経節の刺激によって分泌され、それらの反射を亢進させる作用があり、それは黒質線条体系のドパミン神経が制御している、とすればより理解しやすいでしょうか。
 
ということは、ドパミン神経を抑制する働きのある抗精神病薬を使うと、誤嚥性肺炎のリスクが高くなるのではないかと考えられますし、実際にそれを示唆する報告があるようです。
・・・・・・

以下、

第一世代と第二世代って肺炎リスクは同じなの?

若年成人の肺炎リスクが明らかになった。

抗精神病薬のリスクとベネフィットを天秤にかける

など
////////////////

とりあえず取っ掛かりとして面白く思っていただければ
ぜひこの続きだけではなく、購読登録してみて、
他の先生方の記事も読んでみて下さい。

基本的に月1回発行、月額250円の有料マガジンですが、
お試し期間がありますので上手くすると2ヶ月分無料で読めるようです。
興味があればぜひ読者登録をお願いします。



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