twitter

@89089314 をお気軽にフォロー下さい♪過去ログはこちら

最近読んでみた

時々読み返したい

今までに書いた本

通信販売のhidexストア

ブログ内で取り上げる商品はコチラから↓
イマコレバーゲン会場-生活家電・人気雑貨-
ワタクシも私用で使う信頼できる通販です。

医療や健康に関する情報について、我々は何を信じ何を信じないべきか

前回の記事の続編です。

薬剤師が同時多発的にブログをアップして

「ネット検索の結果をもうちょいマトモにするために頑張ろうぜ」

という宣言をしたところですが、

なんか私だけ

 

「ジーク・ジオン!」

 

とか不可思議な記事をアップしてて非常に恥ずかしい思いをしたので

少しだけマトモな思考を巡らせて

自分なりの意見を一つ書いてみようと思います。

 

まず、情報の真偽を見定める方法というのは色々あると思います。

それを自分なりに理解することが大事というか

もはや必要なレベルなんですよ。

 

小学校で日本語の読み書きは習いますよね。

もう義務教育で(せめて中学校では)医療や健康関連のリテラシーは

広く国民に教育していただきたいぐらいです。

 

その時には、何が真偽を見定めるための「軸」というものが必要になると思います。

では、どんなことを軸にしていけばいいのでしょうか。

 

よく挙げられているのは、

「誰がその情報を発信しているか」

なんですよね。

例えば、ちゃんとした薬剤師が発信している情報を信じろ、

どこの馬の骨か分からんやつの言うことなんか信じるな、

とまあ簡単に言えばそんな感じなんですが、

 

今や薬剤師もトンデモ情報を発信してるヤツがいる時代ですからね。

それも馬鹿を騙して小銭を巻き上げるような方法で。

まあ、喧嘩したくないので具体的に指摘しませんけどw

 

結局のところ、

「誰がその情報を言っているのか」を気にするのは

権威主義に他ならないんですよ。

「権威の言うことには従え」

と言ってるみたいで、私はあまり賛同できないなぁ。

 

じゃあ、何を信じればいいのかということなんですけど、

少なくとも、「根拠を示さない情報」というのは信じないほうがいいでしょう。

それも論文とかの学術的な一次情報にたどり着けない情報は

信じる価値はゼロです。

この辺については以前に私自ら人柱となって血の涙を流した

PubMedのTips(Single Citation Matcherの使い方)』

という記事が有りますのでそちらを読んでみて下さい。

もっともらしいことが書いてあってもガセネタってことはあるんですよ。

まあ、国民全員がこういう感じで一次情報(学術論文)に当たることができるようにとは思いませんが、

少なくともそういう引用が何も示されていない医療や健康、

特に「◯◯の効果」とか「■■の害」とかいうことについての情報は

とにかく引用が無いかぎり信じないほうがいいでしょう。

 

公的機関が言ってるからとか、

有名な先生が言ってるからとか、

そういうのは関係ないです。

とにかく引用元が示されていないものは一切信じないというフィルターをオススメします。

 

とはいえ!

ここまでの話も、

引用元が【ない】情報は信用でき【ない】ということは証明できない、

いわゆる【ないことを証明】するための「悪魔の証明」というやつなので

これを信じろというのは要するに私が言ってる話を信じろということで

要するに先に批判した「権威主義」の一つになってしまいますので強く言えないところです。

 

つまり、ここまで私が言ったこともぜひ疑って欲しい。

 

しかし裏を返せば、

引用元が【ある】情報であれば、

それは信用に足る妥当性が【ある】かどうかは吟味できます。

いつでもどこでも誰にでも当てはまる情報というのはあまり無いことを前提にすれば、

あとは、どの程度までの妥当性を許容するかという程度問題だと思います。

その点から考えると、

引用元がある情報でないと

真偽の程を検討もできない、というのは確かだと思います。

 

ということで、

ひとまず医療や健康に関する情報について

ネット上に漂うカスみたいな情報に踊らされたくなかったら

まずはきちんとした引用があるのかどうかを確認していただきたいと思います。

そしてその引用元の情報がきちんとした妥当性があるのかどうかについては

我々NPO法人アヘッドマップがそういった健康情報リテラシーの向上について

広く普及啓発をしていきたいと考えていますので

その活動にご賛同あるいはご参加いただければと思います。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

JUGEMテーマ:身近な医療と健康


立てよ薬剤師!

我らが強敵(とも)、るるーしゅ様が言われた。

今や「ググれカス」と言われたところで「ググってもカス」の時代であると。

確かに今やアテンションを集めることが至上となり、

その情報の妥当性のほどは一切顧みられないサイトが増殖した結果、

我々薬剤師がいくら正しい情報を伝えようとしたところで

患者がネットで知りたい情報を検索すれば

正しい情報に行き当たる前にカスのような情報を得てしまうのだ!

 

しかし、これは敗北を意味するのか?

 

否!

 

始まりなのだ! 


そのようなカスみたいな情報をばらまくサイトに比べ、

我ら薬剤師の発信力は30分の1以下である。 

それはこれまで各々がバラバラに情報を発信し、

全体として多くのアテンションを引きつけるという意識に乏しかったからではないか。

それでは仕事の片手間にブログをアップする我々が

本職でページビューを稼ごうと作り上げられたサイトに叶うわけがないのだ。

その結果として、不確かな情報に振り回される国民をTwitterなどで何度見てきたことか。

そのたびに、正しい医療や薬や健康に関する情報を提供したいと願う

我々の心が何度踏みにじられる思いをしたことか。 
薬剤師法第1条の掲げる国民一人一人の健康な生活のための戦いを神が見捨てるはずはない。 
しかし、結局何か健康関連のことをググってみたところで

最初の検索結果のページに表示されるのは根拠の薄弱なクソみたいな情報ばかりである。 
何故だ!?

 

大勢を占める情報がこの世の常識となってしまうのは、歴史の必然である。 
ならば、我らは襟を正し、この戦局を打開しなければならぬ。 
我々は過酷な臨床を仕事の場としながらも共に苦悩し、錬磨して今日の文化を築き上げてきた。 
しかしながらインターネットが情報を得る手段となった時代においては、

それが誤ったものであろうと発信力の強い情報が増長し我々に抗戦する。
このままでは諸君の関わる患者もその情報の無思慮な侵食の前に死んでいくかもしれないのだ! 
その時になって悲しんでも怒っても取り返すことはできない!

我々は今、この怒りを結集し、web上に叩きつけて、初めて真の勝利を得ることができる。 
この勝利こそ、国民全てへの最大の幸福となる。 
薬剤師よ立て!悲しみを怒りに変えて、立てよ薬剤師! 
我ら現場の薬剤師こそ医薬品を介せば一般市民の健康に最も近い存在であることを忘れないでほしいのだ。 
薬剤師である我らこそ日本の医療や薬事衛生を救い得るのである!

 

ジーク・ジオン!

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

えーっと、

前フリのネタが長くてすいません(^^;)

ネタですからね、全部本気にしないでくださいよ。

でもまあ言いたいことは何となく分かっていただければと。

 

ということで、

るるーしゅさんの呼びかけに賛同して、

薬剤師初の情報発信について、もうちょっと気合い入れて頑張ってみることにいたしました。

一人一人の力は弱くても、

何人もの薬剤師が集まってお互いにリンクしたりツイートし合ったりすれば

きっとググったら上位に来るようになるんではないかと。

こんな枯れかけたブログですが、

これから少しだけ頑張ってみようと思います。

改めてよろしくお願い致します。

 

追記:まずは各薬剤師ブロガーさんにリンクをしないとね。

ひとまず、こちらで。

落ち着いたらちゃんとリンクのところにも移します(^^;)

るるーしゅさんの『黒の薬剤師会』

青島周一さんの『思想的、疫学的、医療について』

熊谷信さんの『薬局のオモテとウラ』

kurieditさんの『ドラッグストアとジャーナリズム』

けいしゅけさんの『けいしゅけのブログ薬局』

小嶋慎二さんの『アポネットR研究会・最近の話題』

ネーヤさんの『おねぇ系薬剤師の言いたい放題』

Fizz-DIさんの『お薬Q&A 〜Fizz Drug Information〜』

ミニ丸さんの『pharmacist's record』

みやQさんの『「くすりや」の「現場」』

むむさんの『むむろぐセカンド』

やくちちさんの『薬剤師ときどき父』

よっしーさんの『薬剤師よっしーのブログ』

リンコさんの『さあ、薬剤師に目覚めよう!』

改めてちょっと眺めてみると、ホントにうちのブログの立ち枯れ具合が目立つのでもう少しだけ更新してみようと思いましたw

 

JUGEMテーマ:身近な医療と健康


さようならニンジャ先生

JUGEMテーマ:お知らせ

特定非営利活動法人アヘッドマップを応援してくださっている皆さん、

いつもありがとうございます。

 

このたびは大変残念なお知らせをしなければなりません。

公式ページでリリースした通り

当法人の理事である黄川田修平先生がご逝去されました。

アヘッドマップにとって非常に大きな損失であるとともに、

例えようのない深い悲しみに涙が止まりません。

 

パブリックなコメントは公式ページのほうに書きましたので、

こちらでは私個人の黄川田先生への思いを簡単に綴ろうと思います。

 

黄川田先生との出会いはTwitterでした。

最初はね、私とあまり考え方が合わないようで、

特に政治経済ネタではしょっちゅう私の文章をリツイートしては

エアリプでクッソdisられていたのを覚えています(^^;)

当時の私も少々陰険だったので(笑)

そういうエアリプが多い方々をこっそりリストでフォローしてたので知ってたんですよね。

まあそいつら私が見てないと思ってホントにもう好き勝手なことばかり言いおって!

 

(おっと話がそれましたね、本題に返ります)

 

そんな彼でしたが、

薬剤師のジャーナルクラブJJCLIPによる

インターネット論文抄読会が始まって何回目だったか、

参加してくれてとても喜んでおられたのを覚えています。

何やらたまたまEBM関連のツイートが流れてきて興味を持ったとか。

人は何がきっかけで人生が動くか分かりませんし、

人が変わる時ってのはホント一瞬で変わるんですね。

 

そこからは公式追悼文にあるように

自ら論文を批判的吟味して公開するブログを継続的に運営され、

みるみるEBM力を身に付けパワーアップしていかれます。

JJCLIPでは頼れる常連さんとして何度も助けていただきました。

 

そして初めてリアルにお会いしたのが

2015年6月、つくばでのJJCLIPワークショップでした。

細身にメタルなファッションを身にまとい、

しかしその実態はニンジャ!みたいな感じの方でした。

(すいません意味不明な描写かもしれませんね。でもそんな感じ)

そしてJJCLIPのNPO法人化の話で盛り上がり、

すっかり意気投合したところで理事就任をお願いしたところ

快く了承してくれたのでした。

 

それからはJJCLIPの論文抄読会だけでなく、

ワークショップの運営を一緒にやったり、

あるいは広島や岡山のEBMワークショップにわざわざ来てくれたこともありましたが、

そういった時にはギリギリの時間まで薬剤師によるEBMの実践について語り合いましたね。

NPO法人化が決まった昨年末にはみんなで東京に集まり

忘年会として夜遅くまで語り合ったのでした。

NPO法人AHEADMAPの最初の実績としての学会発表をお願いして

その発表があった高松でも遅くまで語り合いましたよ。

そして第1回AHEADMAPワークショップを東京で開催した時にも

その打ち上げで夜遅くまで語り合いました。。。

 

今にして思えばその時が最後だったのに、

その日は何を話してたのか酔っ払い過ぎて全く覚えてないんです。

こんな別れになるのなら、

もう1回、酒じゃなくて彼の好きだったコーラを一緒に飲みながら

薬剤師の未来について語り合いたかったです。

本当に悔やんでも悔やみきれません。

 

以上が私の彼に対する個人的な思い出となります。

詳細に書くと多分長々としちゃうし

何より涙で書けなくなってしまいそうなので

ごく簡単な感じで申し訳ないですが。

 

彼に言いたいことは山ほどありますが、

いずれにしても大変な人生だったのには違いないのですから、

ひとまずは安らかに眠ってください。と言わせていただきます。

 

主義や趣味が違っても、

目的が一致すればこんなにも仲良く何かを一緒にやれるんだなぁ。

そしてそんな仲間を失う悲しみはこんなにも大きいのだなぁ。

そんな風なことを、どこかで聞いた話しなのですが、

このたび初めて実感しています。

 

いずれにしても、

NPO法人AHEADMAPは動き出しています。

この歩みを止めないように、

残された我々で前に進まなければなりません。

きっとニンジャ先生のおかげで薬剤師の未来は変わり始めたはず。

一緒に描いた未来を実現して、再会したいものです。

 

今後ともよろしくお願い致します。


VALUは革命的SNSだ!

「VALU、はじめました」

 

このようなフレーズを見かけたことがあるでしょうか?

今回は最近登場したVALUというサービスについて書いてみようと思います。

先月から目を付けてて、慎重に調べてこのたび自分で始めてみたんだけど

 

とにかくこれはすごい!

もしかしたら世の中を変えるかもしれないすごいシステムが、

この日本で生まれたというのがにわかに信じがたいが

VALUはすごい可能性を秘めていると思ったわけで。

 

以下、それを簡単に述べてみます。

 

そもそもVALUとは、

公式サイトのヘルプを読んでみてもあまり詳しいことがわからないのだが、

イメージとしては、

新規上場企業が株式を公開するように

自分のVALUというものを売り出して

それを色んな人に買っていただいて

VALU保有者(VALUER)と繋がる

こういったサービスであります。

 

この時、VALUというものは「疑似株式」として振る舞い、

それ自体に値段が付き、

自分が最初に売り出した後は自由に売り買いができます。

その値段も普通の株と同じく「売り板」で決まる次第です。

 

だからイメージとしては、

起業したビジネスがそこそこ大きくなった会社が

株式市場に新規上場するのと同じように、

個人が誰でも「VALU」というものを付与されて

それを公開して、マーケットで売買するというものなのです。

そしてそれを公開した人は、新規上場企業が株式公開したのと同様に

VALUを買ってもらえた分だけ「現金」を手にすることになります。

 

では、もう少し理解を深めるために、もう少しだけ解説しましょう。

詳細な解説は適当にググっていただければ

すでにいっぱい解説サイトがあるのでそちらに譲りますが、

以下、少しだけ世の中を面白くしたい薬剤師として

自分なりの視点から解説をしてみます。

 

まず、誰がVALUを付与するのか?

 

これはVALUというサイトにアカウントを作り、

審査してもらえばほぼ自動で付与されます。

(「ほぼ」というのは発行VALU数は多めか少なめか選べるので】

facebookやtwitterと連携できるようになっており

(facebookとの連携は必須)

どうもそちらの友達やフォロワーの数を基準にしているみたいです。

 

どうやってVALUを売るのか?

 

最初はほぼ自動的に値段が設定されてるので、

それで売り出すことになります。

一度取引が成立すると、その日は予め定められた範囲内の値段でしか売り買いの注文を出せないようです。

つまり「これ以上はダメ」というストップ高やストップ安の制限があるみたいです。

 

VALUが売れたお金で何をしたらいいのか?

 

好きに使ったらいいと思ってます。

ただし、自分のVALUを買ってくれるということは、

あくまで自分の価値向上を期待して「応援」のつもりで買ってくれるわけですから

特に夢も希望もないような人のVALUは誰も買ってくれないでしょう。

買ってくれた人の期待を考えると、それなりのことを頑張りたくなりませんか?

 

で、そこがポイントなのだと思っています。

今まで夢や希望のようなものに値段が付いたことがありましたか?

むしろ、夢や希望では食っていけないと言われていたのではないですか?

 

例えば将来有名になりたいアマチュア作家がいるとします。

でも、有名になって売れるまでそれだけで食っていけるほど世の中甘くありません。

そこで、その作家さんがVALUでアカウントを作って公開したとします。

そうしたら、その作家さんのファンは応援するつもりでVALUを買うでしょう。

いや、買いたくなるインセンティブがここにあるのです。

なぜなら、その作家さんのファンが増えて、

そのVALUを買いたいと思うファンが増えれば

それだけVALUの値段が上がりやすくなるからです。

これはまさに株と同じです。人気企業の株価は値上がりが期待できます。

そしてそのことがもう一つのインセンティブを生み出します。

VALUの値段が上がると、新たにVALUを売り出した時に

その作家さんに入る金額が増えることを意味します。

VALUを売り出せる本人はその量とタイミングをコントロールできるので、

自分の創作活動を頑張って自分の価値を高め、

そうしてVALUが値上がりしたところで新たにVALUを売る、

そのことでさらに収入が増える、そしてさらに頑張る、

こうしたサイクルが期待できます。

 

つまり、VALUはこれまでの資本主義社会では値段が付けられなかった

夢や希望に値段を付け、VALUの売買を通して

売り手にも買い手にも夢の実現に向けたインセンティブを与えているのです。

うまくすればそれこそメジャーになるまでの必要経費を稼いでくれるかもしれません。

これは本当に革命的なシステムだと思います。

そして誰が自分のVALUを保有しているかは分かるようになっており

タイムラインへの投稿が可能なので、VALUERさんと繋がれます!

これはまさに新たなSNSとしか言いようがありません!

 

とはいえ、いくつか注意点があります。

 

まず、当然ながらVALUの価格は日々変動することがありえます。

高い値段を掴まされてその後低迷ということもありえるわけです。

そういう点ではこれから伸びそうな人を慎重に選んでいく必要があります。

 

そしてその値段の変動ゆえに、投資と勘違いする人がいますが

「そもそもVALUは株式と違って根源的価値はゼロです」

株式を持つということは会社の一部を所有することになるので

発行株式数で等分した価値がその株式にはあるわけですが、

VALUを持ってもその人の義務や権利をなんら制限するわけではないので

VALU自体は一切の価値が無いと考えなければなりません。

ただ、ではそれに値段がついているのはおかしいのかというと、

見る人によってはゴミにしか見えない様々なコレクションと同じで

その価値はまさに「人気」や「期待」で構成されているわけです。

そこを見誤らないようにしなければいけません。

 

そして、ちょっと面倒なのが、取引は全てビットコインです。

なので、まずビットコイン取引所で口座を開設して、

ビットコインを買わなければなりません。

ビットコインは現在1BTC=37万円ぐらいですが、

0.01BTCぐらいから買えたりするので数千円あれば大丈夫です。

そしてワタクシのVALUの値段が本日の終値で

0.000606BTCなので余裕で買えちゃいます。

やる気と数千円さえあれば、そこはご安心を。

 

ということで、投資と言ってはいけないのだけど

自分の好きな人を少額から応援できて

夢の実現のためにお金が欲しい人はそれをアピールしてVALUERを募る

そしてその成果を売った人と買った人で分かち合うことができる、

そういったことを可能にした日本発のSNSがVALUなのです。

 

ということで、ワタクシのVALUはこちらから見れます。

https://valu.is/89089314

なお、こちらに書いております通り、

ワタクシの夢はNPO法人AHEADMAPの活動を軌道に乗せることですから

VALUで手にしたお金は全てAHEADMAPのために使わせていただきます。

もし良かったら、ビットコインを手に入れて、アカウントを作って、

ワタクシのVALUを「今すぐ」買っていただけると嬉しく思います。

 

それでは最後に、

今すぐワタクシのVALUを買わねばならない理由を説明しましょう!

 

まず、

VALUの取引はビットコインなのですが、

ビットコインの相場はずっと上昇トレンドを描いています。

今年の春頃に10数万円だったのが、ワタクシが買った先月で30万円、今は37万円ですからね。

今後ビットコインでの決済手段が増えて、購入希望者が増えると

それだけ資金が流入して価格は上がりやすいです。

もちろん必ず上がるとは言えず、今はバブルなのかもしれませんが、

今後利用者が急増する可能性はかなり高いように思われます。

VALUの相場が変化しなくても、ビットコインが値上がりすると

それだけ日本円で見た時の価格は上がっていくことになります。

 

次に、

VALUは初値の設定がめっちゃくちゃ安いです。

ワタクシはしばらく観察していてそのことに気が付きました。

最初に調子こいてたくさん売りに出さなければたいてい値上がりします。

そして最初だけは優待を付ければ値上がりさせることは非常に容易だと思います。

考えてもみて下さい、もしワタクシが

「VALU保有者にはビール1杯奢ります」

という風に優待を付ければ、

その瞬間ワタクシのVALUはビール1杯分の価値を帯びます。

現金や金券などあからさまな利益供与は規約で禁止されていますが、

例えば先の作家さんの例を出せば

「今度500円で売り出すラノベ1冊プレゼントします!」とすれば

その瞬間に500円の価値が生まれるわけですから、

ワタクシみたいに150円ぐらいからの売り出し価格ならすぐに値上がりします。

なにしろ今日売り出して、何もしてないのに1.5倍に値上がりしましたしw

つまり新規公開した人は非常に狙い目だということです。

 

そしてもう一つ、

今はまだあまり注目されていないので、比較的アンテナの高い人が参入していることです。

こういう人は夢や希望の実現を本気で目指してVALUを利用しようとしていることが多いと睨んでます。

つまり将来の価値向上に繋がる人と出会えるチャンスが多いということです。

これからVALUがもっと普及してたかだか数万円程度の小銭を巻き上げて逃げたい人が多く参入するようになるとその時にVALUは岐路に立たされるような気がしていますが、

よく分からない人ほどそんな魑魅魍魎な世界になる前に参加してみて欲しいと思います。

 

ということで、

要するに何が言いたいかというと、

VALUは夢や希望を叶えるツールになる可能性を秘めたSNSであることと

ワタクシを応援してくれる人には少しでも得をしてほしい、

単に手が早いだけのやつにワタクシのVALUの美味しいところを持って行かれたくない

そういう思いでこの記事を急遽書き上げてみました。

 

細かいところは違っているかもしれません、

大きな間違いはご指摘いただけるとうれしいです。

 

 

 

JUGEMテーマ:SNSの楽しみ方


【書評】『精神科病院で人生を終えるということ』

皆さんにとって、「精神科病院」それも精神科病棟を持っている大学病院や総合病院とかではなくて、いわゆる「単科」の精神科病院だとか「精神病院」とか言われてきた病院のことについてどのようなイメージを持たれているだろうか。

私は学生時代のアルバイトからずっと精神科病院で働いてきたので、イメージが上書きされてしまってほとんど覚えていないんだけど、子供の頃に、墓地の裏にひっそりと建っている窓には全て鉄格子という異様な雰囲気の病院を見つけて

「あれは何?」

と母に聞いたら

「あれはね、キチガイを閉じ込めとくとこよ。アンタも人の言うこと聞かんとわけわからんことばかりしょうると、あがなとこにブチ込むけえね」(広島弁)

と言われて、ちょっと怖いなと思った記憶なら、ある。

しかし、そのように人の目から遠ざけられて、まるで最初から無かったかのようにされて、近付くことも忌避されていたところにも、当然ながら多くの人の人生があり、ドラマがあったのだ。

現代ではうつ病や適応障害などが注目され、精神科医療も「隔離」から「癒し」の場へとシフトしてきたわけだが、かつて社会から「隔離」されてきた人たちがいなくなったわけでは決してない。

今も日本中の精神科病院でひっそりと生き、そして死んでいるのである。

 

本書は、そのような方々にスポットを当て、様々な葛藤や矛盾や答えのない問いに苦悩する若き精神科医の手記である。

 

という感じで偉そうに書いたら怒られるかもしれませんけどね(^^;)

ありがたいことに著者の東徹先生から献本と言ってよいのかご著書を送ってきてくださったので、簡単に感想を書いておきます。

書評とするからには、極力「くもりなきまなこ」で読んでみたつもりです。

 

さて、本書は基本的には日経メディカルで連載されていたコラムを加筆して書籍としたものだが、最初に手に取ったときの重厚さとは裏腹に、読んでみると楽に読める。

疾患や治療の説明が平易な言葉で丁寧になされているため、おそらく医療関係者でなくても読める内容になっている。

精神科医療をある程度理解している人であれば、そこらへんは飛ばして読めるし、1話ずつの構成になっているのでスキマ時間などに少しずつ読み進められるだろう。

 

本書のサブタイトル『―その死に誰が寄り添うか』は、本書の中で一貫したテーマである。

あなたは、自分の今際の際には誰が寄り添ってくれるか、考えたことがあるだろうか。

普通は家族であろうが、そうではない人が、精神科病院に長期入院しているケースでは結構多い。

本人の病気に振り回されて、家族も疲弊していることはよくあることで、そこに渦巻く感情が、「その死に誰が寄り添うか」を複雑にしていることがある。

 

(引用)

 本書のタイトルにある「その死に誰が寄り添うか」。家族が寄り添えない場合も多くご紹介してきました。細かい事情は様々ですが、病状の重さに疲れ果てて家族の心が離れていってしまったケースも多いのです。一般的に「家族のようなケア」という言葉は良い意味で使われます。家族なら親身になるのが当然だ、という発想ですね。しかし、時として、いや往々にして、家族だからこそ感情がもつれてしまう、冷静でいられなくなることもあると思うのです。愛憎は紙一重です。

 

確かに一切連絡を絶って関わろうとしない家族もいる。

個人的に「酷いなぁ」と思ってしまう家族もある。

しかし、事情を聞けば責められないケースも多いのだ。

それに、一時的に本人の病気と感情に振り回されただけで、実際にはその後もずっと揺れ動いている家族のほうが多数派である。

また、そのような家族の気持ちは時と場合によって揺れ動くことも描かれている。

例えば、延命治療を行うか、どの程度行うかということについて、引用してみよう。

 

(引用)

 やはり、家族も常に葛藤があるのだと思います。なるべく長生きしてほしい。けれど、そこまでしないといけないだろうか。それと、どこまでも世話を続けることにも限界を感じる。かといって、見捨てているようでそれはそれで心苦しい。

(中略)そしてそれは、家族だけでなく、本人の意思でも同じことだと思います。元気な時に思っていることと、体が弱ってから思うことは変わることがあるのは当然です。

(中略) もう少し付け足せば、元気な時に「延命治療はいらない」という明確な意思を、例えば書面に残して表明していたとしても、意識が混濁していたり、十分に意思表示ができなくなった時に、その思いは本当に変わらないのかという疑問もあります。意思表示ができないのと、感情がないのとは同じではありませんからね。

 

家族や、本人の判断は時間とともに揺れ動く。

そして、治療の判断をした医師も、揺れ動くのである。

 

(引用)

 胃瘻造設をした直後の数日は、もちろん「胃瘻を造設して良かった」と感じます。比較的安全に栄養を投与できるようになったわけですから。逆に言えばそう思うから胃瘻にしたわけです。

 しかし、1ヶ月後には少し印象が変わります。「食事も取れないで寝たきりのこの人の人生は、本当に意義があるのだろうか。胃瘻は無駄なことをしたのではないだろうか」。

(中略)しかし、3ヶ月後に今度は、「いや、これだけの期間、命を永らえることができたのだから、これは有意義なことだろう」と思えてきます。ところが、また1年後には、「生きる苦痛をただ延ばしているだけではないだろうか」と思えてきます。そして3年後には、「これだけの時間、生きることができたのが無駄なはずがない。無駄な命などない」などと思うのです。

 

そう、本書で展開される話は結局、精神科病院とはいえ、人がどのように亡くなるのかということにまつわる葛藤のストーリーだったのである。

ではなぜそれがことさら精神科病院ということがさも特殊なものとして取り上げられなければならないのか。

 

(引用)

院内には、簡素ではありますが葬儀ができる場所があります。中村さんもそこで葬儀を行いました。家族がいませんでしたから、参列者は病院のスタッフ、そして後見人だけでした。

(中略)そこへ、師長が数枚の写真を持ってきました。それは中村さんが若い頃の写真でした。

(中略)そこには、元気に笑っている中村さんの姿がありました。病院で開いた運動会の時の一場面、一泊旅行に行った時の様子などでした。長期入院の方も多く、運動会や旅行など、リハビリの一環としてそのような行事を病院でよく開いています。それらは形を変えながらも今も行っています。そして、その中村さんは、僕が担当してからの、寝たきりで話もほとんど通じなかった中村さんとは全く別人のようでした。

(中略)残念ながら、中村さんは社会復帰ができるほどには回復できませんでした。だから、ずっと入院していたのです。そう考えるのが当然です。

 しかし、写真を見ていて思うのは、本当にそうだったのだろうか、という疑問です。こんなに元気に笑っている人が、泊りがけで旅行に行ける人が、本当に退院できなかったのだろうか。病院ではなく、社会の中で暮らせなかったのだろうか。

(中略)写真を見ながら中村さんが社会に戻れなかった50年間に思いを馳せました。なんという長さだろうか、と気が遠くなる思いでした。

(注:本書における登場人物の名前は全て仮名です)

 

50年間!と驚かれた人もいるかもしれないが、私も自分の歳より入院期間が長い人と話したことがあって、その人に昔の写真を見せてもらったことがある。本当に衝撃的だった。と同時に、精神科医療が背負うものの重さ、業の深さを感じたものである。

 

「社会的入院」ということが語られることがある。

あまりに長い入院生活によって社会で生活する能力を失ってしまったために余儀なくされている入院といったニュアンスで使われているが、それにはもう一つ別の側面があって、社会のどこにも居場所がないために余儀なくされている入院といった意味もある。

精神障害者の何年、何十年に及ぶ長期入院は、あたかも精神科病院の問題であるかのように語られることがあるが、長期入院はあくまで「社会の要請に対応してきた結果」であって、重度の精神疾患を抱える人があなたの職場の同僚に、あるいは友人に、または隣人に、そして同居家族にいてもいいのなら、長期入院なんてそもそもありえないのだ。

 

ところが、実際には精神障害者への差別や偏見は、この日本の社会には厳然として存在する。

本書の中でも著者が何度も憤っておられるが、一般の病院が精神疾患(を持つ人の身体疾患の治療)を受け入れてくれないから、精神科に「身体合併症病棟」なるものが必要になるのである。

これはまさに差別や偏見が医療従事者の中にも根強いことの象徴かもしれない。

医療において患者の「たらい回し」という悪い意味の表現があるが、精神科病院と一般科病院との間には「キャッチボール」とでも言うべき状況も時に見られる。精神科としては「これぐらいの精神状態なら一般病棟でも大丈夫」と思って患者を搬送しても、十分に身体的治療を終えないうちに「もう大したことないからそちらで診てください」と送り返される。最悪断られる。一般科病院では何でもない病状であっても、設備もマンパワーも一般科病院と比べると見劣りする精神科病院でフォローできるものには限りがある。だからまたすぐに転院を要請することになる。でもちょっと不穏状態を呈しただけで送り返されてくる。結局多少無理しながら精神科でも身体疾患を治療しなければならない状況が生まれてきている。

(まあ薬剤師としてはそのせいで国試以来その文字すら見たこともないような不得手な薬をちゃんと効果や副作用をモニタリングして適切な使用方法を主治医に助言できるだろうかという不安とか突然亡くなられて高額な在庫を抱える恐怖とかでついつい憤ってしまうんだけど(^^;)

このような現状のなかで、精神科医療を担っている者がどのように悩み、苦しみ、そしてどのように希望を見出そうとしているか、これは本書を読み進めていくと具体的なエピソードとして明らかになるだろう。

 

しかし、だからといって一般病院や社会を責めることもできない。

そもそも、私たちは誰も「自分は全く差別や偏見感情を持っていない」と言うことはできないからだ。

これについては、本書の締めくくりとして、元のコラムにはなく加筆した章として「相模原障害者施設殺傷事件」を取り上げることで述べられている。

その事件の犯人が精神障害者であると決まったわけではないが、少なくとも措置入院という形で精神科医療が関わった事実はあるわけで、本書で述べられる考察を読むことを通して「精神疾患とは何か」を考えていくと「異常とは何か」に行き当たることにも気付いていただければと思う。

そしてその線引きをしているのは自分なのであって、自分にも差別や偏見の感情があるかもしれないこと、そして必要なのはそのような感情を無かったことにしてしまうのではなく、うまく折り合っていくことではないかということを私は改めて感じるのである。

都合の悪い部分を無かったことにしてしまおうとする態度こそが障害者(=マイノリティと言ってもいいかもしれない)を迫害する空気の源になっているのだから。

 

という風に書いたらなんだか重いように思われるかもしれないが、実際には先に少し引用したように、著者の優しい人柄(かな?実は実際にはお会いしてお話させていただいたことが無いので予想ですが(^^;)がにじみ出ているような優しいタッチの文章なので、表面的にはライトな読み方もできる。ただ、一旦本を閉じて目を閉じて考えてみると、上記のような思いが湧いてきた次第である。

 

そのような内容なので、冒頭に書いたように、一般の人でも精神科医療の闇の部分にちょっと興味がある人が読んでみるのはおすすめできるし、これはもしかしたら精神科病院における新人教育にも使える内容かもしれないと思っている。

少なくとも、私のような精神科薬剤師には間違いなく読むことをオススメしたい。

薬剤師がつい忘れがちになる精神科医や患者や家族の悩みについて触れることができるだろう。

 

唯一気になった改善点を申し上げるとしたら、事実に基づいているとはいえ、全て架空のエピソードとして書かれていること、そしてその点を度々強調されていること、そしてあらぬリスクを避けるためと拝察いたしますが自己弁護が多いこと、これらがやはり本書への引き込みや感情移入を阻害しているように思われ(まあ元々日経メディカルという医療者向けメディアでの連載ということを考えると、そういう読み方は著者は期待してなかったかもしれないが、一般の人に読んで欲しかったら必要なことかもしれない)、ルポルタージュのようなものとして読み進めるとくすぶったような微妙な感じがあるので、このように一冊の書籍としてまとめるのであれば、もういっそのこと「若き精神科医の苦悩のドラマ」として小説にでもしてしまったほうが良かったかもしれない。

いや、これはイチ読者の勝手な意見ですけど、今からでも脚本にしてテレビドラマ化(あるいは自主制作してYouTube?)を目指してみたらいいんじゃないですかね?結構強いメッセージがあるように思いますけどいかがでしょう。

 

精神疾患とは何か。

精神障害者が受ける処遇は誰が望んだものなのか。

そしていつか必ず誰にでも訪れる死には誰が寄り添うか。

目を背けるのでも無かったことにするのでもなく、

本書を手に、一度は身近なものとして考える機会を持ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

JUGEMテーマ:精神科


薬剤師がEBMを実践することに対するFAQ

これまで、我々がEBMスタイルに則った薬剤師業務の展開を推進しようとしているのに対して、直接あるいは間接的に様々なご意見やご批判をいただいてきました。その多くは真摯に受け止めるものでありますが、中にはEBMそのものに対する誤解に由来すると思われるご意見も少なくないので、一度ここでそれらの誤解に対してまとめて回答しておきましょう。

 

ただし、既にEBMについての誤解への反論は

南郷先生のような著名な先生方が既に行われていることなので、

基本的なところはそちらに譲ります。

 

ここでは、ある程度はそれと重複しますけども、

薬剤師が実践するEBMに対するQ&Aみたいな感じに仕立ててみました。

 

 

Q:そもそも「EBMに基づく医療」とは何ですか?

 

A:文面通りに受け取ると何を聞かれているのか分かりません(^^;)

EBMとは"Evidence Based Medicine"つまり「エビデンスに基づく医療」です。

「EBMに基づく医療」と聞いて違和感を感じないのは、EBM≠エビデンスということをご理解されていないからと思います。

聞いてて恥ずかしくなるのでそのような言い回しは今後やめましょう!

 

 

Q:EBM=エビデンスではないのですか?

 

A: 全く違います。和食=醤油と言ってしまうぐらい違います。

これは「EBMの実践=エビデンスを患者に当てはめること」と思っていると陥る勘違いです。

EBMの実践とは、現場で発生した疑問を定式化して抽出し、利用可能な情報源から適切に検索した情報が妥当であるかチェックし、適用可能な形で現場の疑問にフィードバックしていくことです。

「このエビデンスはこの患者には適用できないと判断した」

というのも立派なEBMの実践なのです。

エビデンスの限界を見極めて、現場に適用できるか考えることが肝心なのですから、EBMを正しく実践すればエビデンスによって医療ががんじがらめにされることもありません。

 

 

Q:海外の大規模臨床試験の結果を目の前の患者に適用できるんですか?

 

A:どの程度適用することができるかを考えることがEBMの実践に必要です。

「適用できる」or「適用できない」と二値的に判断するわけではありません。

定量的データを読みながら定量的に考えることが大事なのです。

外国人のデータといっても、同じ人間なんですから基本的には同じだと考えるべきですし、日本人を対象としたエビデンスもどんどん蓄積されています。

確かに薬物代謝においてpoor metabolizerが存在する割合など薬物動態学的差異や文化社会的差異が大きいことがあるのは事実ですが、ではそれが結果にどの程度影響を与えたか、目の前の患者はどっちにより近いのか、そこをよく考えれば、海外のデータであることを理由にまるで読むに値しないというエビデンスは、私は今まで一つも出会ったことがありません。

また、確かに大規模臨床試験が示す結果はあくまで平均値であり事前の期待値でしかありませんが、その効果の大きさが目の前の患者にとってどのような意味があるかを考えることが必要です。

例えば認知症でMMSEのスコアが3点改善することは、あなたが関わろうとしているまさにその患者さんや家族にとってどのような意味をもたらすでしょうか。そういったことをよく考えてみて下さい。

エビデンスが示す効果だけにとらわれているから、エビデンスの結果を適用できないように感じてしまうのです。

 

 

Q:エビデンスを探したり読んだりする時間がないので実践できません

 

A:完璧なエビデンスがどこかにあると思っているんじゃないですか?それ以外の弱々しいエビデンスではEBMを実践できないと思っているんじゃないですか?

実際には誰がやっても100%適用できて全く判断が分かれないようなエビデンスなんてどこにもありません。

臨床で真摯に仕事してる薬剤師は皆忙しいわけですから、時間が無いなら無いなりに探して読むことができた精一杯のエビデンスは、例え最高の環境で検索できている熟練のEBMerに「中途半端なエビデンスだ」と言われようが、それはあなたが現場に適用できる最高のエビデンスであるということができます。

もちろん、慣れることで効率よく探して読むことができるようになるほど、現場に適用できるエビデンスの質が上がることは言うまでもありませんが、「現在利用可能な最高のエビデンス」というのは時間や環境の制約も織り込んだものです。

 

 

Q:とにかくランダム化比較試験(RCT)やメタアナリシスを読めばいいんですよね?

 

A:どちらも大事ですが、必須ではないし、それらが全てでもありません。

薬剤師としては薬の副作用などの「害」に関するエビデンスにも触れたいところですが、そのような有害事象に関するエビデンスはコホート研究や症例対照研究として報告されることが多いです。

また、まれな疾患や頻度の低い有害事象であれば症例報告が重要となることもあります。

もちろん、いい加減に組まれたRCTよりは丁寧に交絡因子を調整したコホート研究のほうが信頼できることだってあるでしょう。

確かにRCTやメタアナリシスを探せば妥当性の高い情報である傾向は高いですが、それが最良のエビデンスであるかどうかは、それを適用できるか考えている目の前の患者さん一人一人による、と言えます。

 

 

Q:統計学的にプラセボと有意差がない薬は意味がないってことですよね?

 

A:そうとも言い切れません。

もちろんβエラー(ホントは差があるのに見つけられなかっただけ)の可能性もありますが、臨床的には、患者さんに現れる効果というのはプラセボ効果が加味されて現れます。

もちろん、リスクやコストと天秤にかけてあまりにバランスが悪ければその治療はやめたほうがいいということになるでしょうけど、プラセボ効果で良くなったって別にいいじゃないですか。

それに、効果にしろ副作用にしろ「10%ぐらいありそう」というのを多いと見るか少ないと見るかは人それぞれです。

リスクとベネフィットのバランスですら人それぞれなんですよ。

逆に、有意差がある治療についても同様のことが言えますので注意しましょう。

 

 

Q:妥当性の高いエビデンスに基いて行った処方提案をしても医師に採用されませんから意味ないですよね?

 

A:エビデンスを勝ち負けの道具にしてしまってませんか?

EBMの実践とは、

1,科学的根拠

2,患者の価値観

3,治療や生活の環境

4,医療者の経験

これら4要素に配慮しながら臨床で判断していくものです。

そのような判断をして「医師に処方提案する」という行動を起こしたことと思いますが、それと同様に、医師も上記の4要素から臨床での判断をしているはずです。

その時、薬剤師が動かせるのは「科学的根拠」だけなのは当然ですよね。

つまりどんなに妥当性の高いエビデンスであろうが、他の3つの要素が強ければ、それに沿わない判断になって当然なのです。

だとすると、一体どんな要素があったのか、興味が出てきませんか?

それを知るためには、医師と話し合い、看護師さんやその他スタッフと話し合い、患者と話し合うことが必要です。

その時、エビデンスは人と人とを繋ぐ架け橋となるのです。

エビデンスに基づいた処方提案が採用されたら勝ち、されなかったら負けみたいな考え方をしていては、いつまでたってもその他の要素に思いを馳せることができないままです。

それではせっかく臨床にいるのにもったいないと思います。

 

 

Q:結局エビデンスで白黒付けられないのならエビデンス読む意味ないですよね?

 

A:どんな意味を見出すかは自分が決めることですが、そもそもエビデンスは白黒付けるものではありません。

臨床のエビデンスというものは、深く読めば読むほど、「どっちでもいいんじゃね?」という感覚になるものです。

「どっちでもいい」からこそ、その薬を使うか使わないかは患者の価値観や医師の裁量などその他の要素を大事にすることができるのです。

それに、薬理学や薬物動態学をベースにした処方提案だと、「どっちが正しいか」という対立になりがちではないですか?

どっちが正しいかを争ったら、微妙な場合は薬剤師が負けるじゃないですか。絶対正しいのに負けたら、ダメージでかいじゃないですか。

でも「どっちでもいい」エビデンスに基づいた処方提案なら、採用してもされなくてもまあどっちでもいいじゃないですか。

そのように気楽に考えてストレスなく臨床を学べるってだけでも、私は意味があると思うんですがどうですかね?

 

 

Q:とても処方提案とかできる環境じゃないからエビデンス読む意味ないですよね?

 

A:じゃあ何を根拠に患者さんの質問や他職種からの問い合わせに答えるんでしょうか?

「この症状は副作用ですか?」と聞かれて

「医師にご相談下さい」とか言うんですか?

「その可能性は否定できませんね」とか言うんですか?

それらの回答って逃げてるだけで何も勉強してなくても素人でも言えますよね。

でも医薬品添付文書や薬理学の教科書が教えてくれるのは「その可能性があり得る」というヒントや仮説だけなんですよ。

エビデンスを読めば、それが「どの程度か」が分かるようになります。

そういうことを根拠にすれば、ズバッと攻めるようなこと言ってもいいじゃないですか。

答えは後になってみないと分からないんだから、エビデンスを味方にしてもう少し強気に仕事してみてもいいんじゃないですか?

 

 

Q:楽してEBMの実践を学ぶ方法がありますか?

 

A:NPO法人アヘッドマップは、まさにそのことについて取り組みたいと思っています。

私たちは決して鼻息荒く血眼になって論文を読んでいる集団ではありません。

むしろ、やる気のない薬剤師にメンバーに入ってもらって、いかに楽して論文を読んで使えるか、そしてその方法を楽しく学べるか、そこらへんを極めたいと考えています。

バリバリ論文読みたい方はもちろんですが、論文からの最大のパフォーマンスを楽して得たいと考えている方も、NPO法人アヘッドマップという器を使って、一緒に面白く学んでいきませんか?

【入会案内】NPO法人アヘッドマップについて

「面白きこともなき世を面白く」していきましょう!

 

いかがでしょうか?

またご意見をいただくことがありましたら静かに追記していきたいと思います。

 

 

JUGEMテーマ:身近な医療と健康


【入会案内】NPO法人アヘッドマップについて

もういい加減、医療や健康に関する情報に振り回されるのはやめにしませんか?

 

もういいでしょう、「あっちの水が身体にいい」とか、

「あの○○○が効く」とか、一体何を根拠にそんなこと言えるんですか。

かつて何度もテレビや雑誌はインチキをやってきたじゃないですか。

最近はネットの情報さえ信用ならないもののほうが圧倒的に多い時代です。

昔のように「親切な人が趣味で有益な情報を書いている時代」は終わりました。

今は商売に繋げるために目を引く目的で作られた情報が大半です。

まさに「悪貨は良貨を駆逐する」ですよ。

医療や健康についての情報は、かつてないほど自分で吟味していく必要があるのです。

 

一方で、

「そんなテレビとかネットとかの情報なんて全部デタラメだし一切信じないし」

とか言っちゃう人も、実はそれらに騙されてる人と同じなんですよ。

何が同じか?

自分の頭で情報を吟味しないところが同じなんですよ。

信用に足るか足らないかは「科学的妥当性」ではなく

「媒体」で決め付けているという点では

権威に流される人と全く変わりがないんですよ。

 

そしてそのような不確かな医療や健康情報に振り回されているのは

医療従事者とて同じことです。

もしあなたが医療従事者であるのなら、

あなたがその治療や商品を推奨する根拠は何ですか?

どれぐらいの効果が期待できるんでしょうか?

どのぐらいの害やコストが懸念されるんでしょうか?

あるいは、

「この薬を飲んだら効きますか?」と聞かれて何と答えますか?

薬が「効く」ってどういうことか?

「健康」ってどういうことか?

その「効く」や「健康」は人によって捉え方が違うことに思いを馳せることができていますか?

患者さん相手なら言葉の綾も有効かもしれませんが

医療の専門職間でそのような情報交換をする時は

具体的にどういうことか、どの程度か、ということを

はっきりさせておかねばなりません。

 

これらのことに対して、どのようにアプローチしたらよいでしょうか。

 

私たちはそのための方法論の一つとして

Evidence Based Medicine(EBM)の手法に着目し

1,疑問を適切にまとめる

2,疑問に答えられそうな情報を探す

3,その情報が使えそうか吟味する

4,その情報を実践可能な形で適用する

5,一連の手順を振り返る

という5つのステップを一人でも多くの人が実践できるように

楽しく学び続けることが必要だと思いました。

 

これは今までの『薬剤師のジャーナルクラブJJCLIP』を

3年間継続してやってきた自信と

それを通して得られた多くの反響や声援が根拠です。

 

上記、5ステップを実践できるまでのスキルを一旦身につければ、

その後は生涯を通して、自ら学ぶことも可能になります。

そのような生涯学習の機会をより楽しく提供したい、

そのようにも考えています。

 

そしてその活動を持続可能なシステムにしなければならない、

そのための器として、

このたびNPO法人アヘッドマップを創りました。

 

ご賛同いただける方は、ぜひ下記要項をご参照いただき、

ご入会またはご寄付にてこの活動を支援していただければと思います。

 

このような取り組みを薬剤師発で始めますが、

薬剤師以外の医療職や一般の方々とも一緒に盛り上げていきたいと思います。

 

あなたのご支援が、国民の医療や健康のリテラシーを向上させ、

やがて社会を変えるかもしれません。

そして、あなた自身を変えるかもしれません。

一生懸命になることはありません。

一緒に楽しく学んでいきませんか。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

【法人名】

特定非営利活動法人アヘッドマップ

Association for Appropriate Healthcare Decision-making and Practice

 

【定款に記載した事業目的】

医療従事者及び一般市民を対象に、主に臨床医学論文のような妥当性の高い情報の入手と吟味ならびに活用のための知識や技術の普及啓発を通じて、社会または個人が、健康関連諸問題に対して、より良い意思決定ができるよう支援することにより、国民の健康な生活の向上に寄与することを目的とする。

 

【入会方法】

氏名・フリガナ、所属、職種、郵便番号、住所(郵送で連絡が取れるもの)、連絡用メールアドレスを記載して

jjclip@hidexp.net

までメールを送った後に、以下の銀行口座へ年会費を入金して下さい。

 

ジャパンネット銀行 ビジネス営業部(店番号:005)

普通 1424676

トクヒ)アヘッドマップ

 

2017年度年会費:2000円

賛助会員年会費:1口5000円

 

振込の記録をもって領収書の代わりとさせていただきます。

 

【ご寄付の方法】

1円からで結構です。上記口座へ送金をお願いします。

非会員からの送金や年会費と異なる金額の場合は

自動的に寄付金として処理させていただきますが、

可能であれば、振込名に「キフ」と入れていただけると助かります。

領収書が必要な場合は上記メールアドレスにご連絡ください。

 

一緒に楽しく学んでいきましょう!

 

 

 

JUGEMテーマ:身近な医療と健康


【JJCLIP】妊娠高血圧症はしっかり治療すべき?

第41回薬剤師のジャーナルクラブ「JJCLIP」インターネット配信、
今年度10回目の抄読会開催のお知らせをいたします。
毎度毎度初心者を置き去りにしない配信を心がけておりますので、
初めての方も難しく考えずにどうぞ楽しんでいっていただければと思います。

以下に今回の配信日時の案内と臨床シナリオを転載しますので、

よ〜く読んで、自分がその薬剤師になったつもりで、
場面をできるだけリアルにイメージしてみてください。

////////////////
日時:2016年2月26日(日)
21:00頃から90分の配信予定
(20:45頃より数分間テスト配信を兼ねた雑談の予定)

配信:http://twitcasting.tv/89089314
※インターネット環境があればどなたでも視聴可能です(電波良ければスマホでもOK!)。
※ツイッターかフェイスブックのアカウントがあればリアルタイムにコメントのやりとりができます!
※録音をこちらに保存しておきますので、聞き逃しても後から聞くことが可能です。

今回の抄読会でも仮想シナリオを元にして進めます。
今回のシナリオと文献は以下の通りです。
(シナリオ作成は@pharmasahiro先生。ブログより転載します)

 

【仮想症例シナリオ】

あなたは,とある街の薬局の薬剤師さんです.
インフルエンザが大流行しており,薬局内でも感染制御対策に余念がありません.

そんな中,ふいに1人の患者さんが薬局を訪ねてきました.

「やっと子供ができたのですが,急に血圧が高くなってしまったんです.婦人科の先生は “妊娠高血圧症だね.あまり心配ないけれどもし不安なら治療しようか?” と言われてしまって治療を受けるかどうか迷っているんです.先生,どう思います?」

[患者背景]

数ヶ月前まで婦人科にて不妊治療を受けていた,あなたをかかりつけ薬剤師に指名してくださった35歳女性
現在は妊娠3ヶ月
血圧が高い以外は並存疾患・併用薬はなし

あなたは,妊娠高血圧症を治療することが,この人にとってどこまで有益なのかを確かめるべく,PubMedで情報検索したところ,血圧管理と流産に関する報告を見つけることができたので,その場で早速読んでみることにしました.


【論文タイトルと出典】
Magee La et al. 

Less-Tight versus Tight Control of Hypertension in Pregnancy
N Engl J Med. 2015 Jan 29;372(5):407-17.

PubMed PMID: 25629739.

フルテキストをPDFで入手しておきましょう→こちらをクリック

@syuichiao先生作成のランダム化比較試験を10分で吟味するポイントもご準備を!
////////////////
 


配信中、分からないことはどんどんご質問下さい。
コメントにも積極的に答えていこうと思っていますので、
恥ずかしがることはありません、お気軽にご参加下さい!
コメント投稿によって視聴者同士のやり取りもできますから、
そちらも積極的に楽しんでいただければと思います。

では、配信をお楽しみに!
ワタクシもツイキャスを介して皆様にお会いできるのを楽しみにしています。

※どなたでも視聴することはできますが、主な対象は臨床の薬剤師ならびに薬学部5年生以上を想定していますので、医学薬学分野の専門用語等が解説無しに飛び交うのはご容赦下さい

薬剤師のジャーナルクラブは、NPO法人AHEADMAPが提供する、薬剤師による薬剤師のための情報共有と穏やかな学びを目的としたSNSを利用したコミュニティです。EBMでエビデンスと人と、人と人とを繋ぐのが私たちの理念です。ぜひこの機会に、一緒に学んでみませんか? 現在は@syuichiao先生と@pharmasahiro先生とワタクシ@89089314の3名をコアメンバーとして配信しています。AHEADMAPは妥当性の高い医学情報を医療従事者や一般市民がより活用できるような非営利活動をしていくために皆様のお力を必要としています。ご支援くださいます場合は私たちのいずれかにご連絡いただけますと助かります。

JUGEMテーマ:
JUGEMテーマ:身近な医療と健康

謹賀新年

新年明けましておめでとうございます。

ここ最近、JJCLIPの配信告知ばっかりの更新になってしまってすっかり廃れてしまったこのブログですけど、今年は少し手を入れてみようかなと思っております。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

そうですね、

せっかくですから年頭所感でも述べさせていただきましょうか。

 

新年を迎えて、私と同じく心を新たにされている方も多いことかと思いますが、

そもそも新年になったからといって何かが変わるのでしょうか?

1日は、誰にとっても平等です。そしてどの1日も24時間です。

そりゃまあ暑い寒いはあるでしょうけど、どの1日も1日であって、

本来特別な1日というものはどこにもないはずです。

 

しかし、そのような何もない1日であっても

人は何かを見出すことができる、そんな存在なんです。

その見出した何か……「意味」としましょうか、

人間は自然から切り離され、自然をありのままに感じる感性を失った、

つまり純粋な本能で生きていく術を失った代わりに、

この世のあらゆることに意味を見出すことを始めたんじゃないかと思います。

 

意味は、自分で見出すものです。

与えられるものもありますが、それを受け取るかどうかは自分次第という点で

あらゆる意味は自分で見出すものです。

 

私は薬剤師ですし、ツイッターやJJCLIPで交流させていただいている方も薬剤師が多いですが、そういった人が薬剤師の仕事というものにどのような意味を見出すか。

これもそれぞれに任されているのです。

そして薬物療法にどのような意味を見出すか、

そもそもこの薬は効くのか?意味があるのか?

薬物療法の意味づけも我々次第です。

 

ではそれをどのように考えるか?

そのためには、薬理学や薬物動態学、病態生理学の知識だけでは物足りないのだ、理論は現象に意味を与えるかもしれないが、現象の全てを説明できるものではなく、覆ることもあるのだということを心に留めておく必要がありそうですが、それには臨床研究の論文情報を踏まえてどう考えるかという視点が大事になってきます。

まだ多くの薬剤師にはその視点が欠けているように思います。

その薬はどのように効くのか?

ということと同じぐらい

その患者さんは薬で良くなるのか?

という問いも大事にできる薬剤師が一人でも増えてほしい、

患者さんを主語にして考えることもできないうちに

患者さん中心の医療なんてものには参加できませんよ。

 

そういったことを引き続き訴えていける活動を

新年を迎えた今日というわけではなく、ただ新しい日を迎えていきながら

楽しく続けていけたらなと思っております。

そのためにNPO法人アヘッドマップも立ち上げました。

これから少しずつ形作っていきますので

どうぞ温かいご支援ご指導のほど、よろしくお願いいたします。

 

 

なんてことをわざわざ新年に改まって記事にしちゃうあたり、

今年もこのブログは廃れたままかもしれませんね(^^;)

 

 

 


【JJCLIP】漢方薬はがん治療の倦怠感に有用なの?

第39回薬剤師のジャーナルクラブ「JJCLIP」インターネット配信、
今年度8回目の抄読会開催のお知らせをいたします。
毎度毎度初心者を置き去りにしない配信を心がけておりますので、
初めての方も難しく考えずにどうぞ楽しんでいっていただければと思います。
さて、最近の話題といえば、
Google翻訳が進化を遂げましたね!
私も試してみたんですが、なかなかいい感じです。
PubMedで検索したこんな論文も
こんな風に翻訳されます
よく見ると完全な訳にはなってないですが、十分意味が通じますよね!
これって凄いことなんですよ。
今まではどうしても辞書を引きながら単語の意味を調べ、
自分で文章を訳して理解していたわけで、
そこがどうしても英語が苦手な人にとっての壁になっていたと思います。
しかし、Google翻訳でここまで分かれば
大体の意味が理解できますよね?
つまり、今までに比べたら英語の壁は格段に低くなったんです。
どうしても医学論文は英語で書かれているものが多いですから、
とっつきにくいと感じている薬剤師は多いと思いますが、
そのとっつきにくさという先入観を一度捨てて
ぜひ興味のある論文をGoogle翻訳で日本語に訳してみてください。
そしておおよその内容をつかんだら、
JJCLIPの読み方で一緒に読んでみませんか?
そうすると、不思議と英語でもなんとかなったりするものです。

では、以下に今回の配信日時の案内と臨床シナリオを転載しますので、

よ〜く読んで、自分がその薬剤師になったつもりで、
場面をできるだけリアルにイメージしてみてください。

////////////////
日時:2016年11月13日(日)
21:00頃から90分の配信予定
(20:45頃より数分間テスト配信を兼ねた雑談の予定)

配信:http://twitcasting.tv/89089314
※インターネット環境があればどなたでも視聴可能です(電波良ければスマホでもOK!)。
※ツイッターかフェイスブックのアカウントがあればリアルタイムにコメントのやりとりができます!
※録音をこちらに保存しておきますので、聞き逃しても後から聞くことが可能です。

今回の抄読会でも仮想シナリオを元にして進めます。
今回のシナリオと文献は以下の通りです。
(シナリオ作成は@pharmasahiro先生。ブログより転載します)

 

【仮想症例シナリオ】

あなたは,とある街の薬局の薬剤師さんです.

短い秋が終わってしまいそうな,めっきり寒くなった11月.

インフルエンザワクチンの啓蒙パンプレットを補充していたある日,

いつもOTC薬を買いに来ていた男性が,何やら深刻な表情で訪ねてきました.

「実は60歳になる母親が大腸ガンの治療中なんです.抗がん剤はスケジュール通りできているのだけれど,副作用なのか,どんどん元気が無くなってきているんです.食欲もなくて,食事も作る気力がないから,親父とも喧嘩しやすくなってしまって困っています.なんとかならないかと思って,ネットで調べたら,どうも漢方薬がいいのかもなんて情報を見つけたんです.”ほちゅうなんとか...”って薬なんだけれど,それってこの薬局で買えないですか?」

すぐにPubMedで情報の有無を確認してみると,

がん関連疲労に対する補中益気湯の効果を検証した論文を見つけたので,

男性のいるその場で読んでみることにしました.


【論文タイトルと出典】

Jeong JS, Ryu BH, Kim JS, Park JW, Choi WC, Yoon SW.

Bojungikki-tang for cancer-related fatigue: a pilot randomized clinical trial.

Integr Cancer Ther. 2010 Dec;9(4):331-8.

PubMed PMID: 21059621.

フルテキストをPDFで入手しておきましょう→こちらをクリック

@syuichiao先生作成のランダム化比較試験を10分で吟味するポイントもご準備を!
////////////////
 

 

 

今回も、漢方薬(補中益気湯)のランダム化比較試験です。

漢方薬のランダム化比較試験は、以前に葛根湯の論文を読みました。

 

【JJCLIP】葛根湯は総合感冒薬よりよく効くの?

その時の抄読会の録音はこちら

 

そして先月も牛車腎気丸を読んでますが、なかなか解釈は難しいように思います。

 

【JJCLIP】漢方薬で糖尿病の合併症は予防できるの?

その時の抄読会の録音はこちら

 

一応、補中益気湯の「証」を確認しておきましょうか。

 

「補中益気湯の“中”は胃腸を意味し、「補中」とは中を補う、すなわち胃腸を丈夫にするという意味があります。また、「益気」は気を益す、元気をだすということです。金時代の「弁惑論」という古典書で紹介されている処方です。」

おくすり110番より

 

要するに、虚弱体質で疲れやすく食の細い人向けの処方です。

抗がん剤治療は体力を消耗しますので、

補中益気湯の証を示す人は多いのかもしれませんね。

そのあたりも確認しながら読んでみましょうか。


配信中、分からないことはどんどんご質問下さい。
コメントにも積極的に答えていこうと思っていますので、
恥ずかしがることはありません、お気軽にご参加下さい!
コメント投稿によって視聴者同士のやり取りもできますから、
そちらも積極的に楽しんでいただければと思います。

では、配信をお楽しみに!
ワタクシもツイキャスを介して皆様にお会いできるのを楽しみにしています。

※どなたでも視聴することはできますが、主な対象は臨床の薬剤師ならびに薬学部5年生以上を想定していますので、医学薬学分野の専門用語等が解説無しに飛び交うのはご容赦下さい

薬剤師のジャーナルクラブは薬剤師による薬剤師のための情報共有と穏やかな学びを目的としたSNSを利用したコミュニティです。EBMでエビデンスと人と、人と人とを繋ぐのが私たちの理念です。ぜひこの機会に、一緒に学んでみませんか? 現在は@syuichiao先生と@pharmasahiro先生とワタクシ@89089314の3名をコアメンバーとした任意団体ですが、今年度中のNPO法人設立を目指して準備中です。つきましては、皆様のお力を必要としています。ご支援くださいます場合は私たちのいずれかにご連絡いただけますと助かります。

JUGEMテーマ:
JUGEMテーマ:身近な医療と健康

| 1/39PAGES | >>