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【JJCLIP】溶連菌感染症に用いるべき抗菌薬とは?

今年度第4回目、通算11回目の薬剤師のジャーナルクラブ
「JJCLIP」(じぇじぇくりっぷ)の
抄読会配信のお知らせです!

今回も初心者を置き去りにしない展開を心掛けて進めますので
どなた様も遠慮なくコメントなどで参加していただき
楽しく配信してみたいと思っています。

さてさて、ちょっと大きな話に聞こえるかもしれませんが
なぜ我々医療者は学ばなければならないのでしょう?
学び続けなければならないのでしょう?

テクノロジーは進歩するものです。
当然、医療もその一つですから進歩するものです。

例えば、
後述の、今回のテーマのA群溶連菌ですが、
これをキーワードにPubMedを検索すると
年々論文が多く報告されるようになっているのが分かります。

(PubMedの通常の検索結果から引用)
ちなみに一番左が1968年(87報)
一番右が2014年(7月7日現在241報)
2013年は474報まで増加しています。

ガンのような常に先進の医療が追求されている分野ならともかく
子供とかでわりとポピュラーな感染症であるA群溶連菌でこれです。
もっとホットな領域なら示すまでもないことが分かるでしょう。
つまりあらゆる領域でどんどん新しい情報が
しかもますますたくさん出てきているわけです。
さらにこういった情報はどんどんフリー(無料、制限無し)で
手に入る傾向が強まっています。
ということは、
こういった情報の山から必要なものを上手く探すこと
そしてこういった情報を正しく使うこと
これらのスキルを身につけておかないと
薬剤師といえどもどんどん素人に近づいていくということです。

極端なようですが、これだけはハッキリ主張しておきましょう。
将来は情報を右から左へ流すだけのことは
間違いなく素人でもできるようになるでしょう。
メーカーのMRさんに聞いてそれを伝えるようなことも同じです。
全く学ばない薬剤師は、少なくとも医学情報の利用という面に関しては
いずれ素人と同じになるんじゃないかというのがワタクシの主張です。
EBMを通して学ぶことができる
医学情報を適切に探し出すスキル、
医学情報を適切に評価するスキル、
医学情報を目の前の患者さんに適用するスキルは
臨床経験が無いと身に付かないことであり
臨床経験の少なさを補ってもくれます。
そして絶対にコンピュータには真似できない
オンリーワンの価値を創造することができます。
これは将来の薬剤師の重要な存在理由の一つになるのではないでしょうか。

具体的には、抄読会を聞いていただいて感じてもらいましょう。
そしてより良い学びのためにぜひコメントでのご参加をお勧めします。
エビデンスと臨床事例を前にして立場の上下や経験の多い少ないは問題ではありません。
そのような背景の違いは重要な気付きに繋がりますし、
絶対正しい答えなんて無いのですから、
間違いを恐れずコメントしてみて下さい。

今回のシナリオと文献は以下の通りです。

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日時:2014年7月13日(日)
21:00頃から最低60分〜最長90分を予定
(20:45頃よりテスト配信を兼ねた雑談の予定)

配信:http://twitcasting.tv/89089314
※ツイッターのアカウントがあれば誰でも視聴しリアルタイムにコメントのやりとりができます!
※録音を保存しておきますので、聞き逃した方は後から聞くことも可能です。


今回の抄読会でも仮想シナリオを元にして進めます。
今回のシナリオと文献は以下の通りです。
(設定と引用元は@syuichiao先生のブログ。毎度感謝です!)

[仮想症例シナリオ]
あなたは小児科の処方箋を受けることの多い保険薬局の薬局長です。どうやら、溶連菌の感染症が流行しており、本日も込み合っています。あなたの薬局に今年の4月新入社員として配属された薬剤師のAさんは、だいぶ業務にも慣れて、今月から服薬指導も担当しています。午前の外来が終わり、MRさんの対応を済ませたあなたは、休憩室へ入ると、Aさんが話しかけてきました。

「薬局長、ちょっと質問よろしいでしょうか!岩〇先生の、抗菌薬の〇え方〇い方、という本にはA群“溶連菌は100%ペニシリンに感受性がある”と書いてありまして、溶連菌に関してはペニシリン耐性を考慮しなくて良いと思っていました。今日の溶連菌感染症の患者さん、小児ではパセトシン細粒(アモキシシリン)でしたけど、成人ではバナン錠(セフポドキシム)が出ていましたよね、あれってどうなんですかね。小児とおなじく、パセトシン錠でよいと思うのですが…。3世代セフェムって吸収も悪いし、そもそもグラム陰性菌狙いじゃないですか。理論的に考えたら余計な抗菌スペクトルもあるし、確かに服用回数は少なくて済みますが、あまり良い選択だとは思えないんですけど…」

確かに成人の溶連菌感染症患者さんにはバナン錠が処方されていました。投与量は400mg/日分2と添付文書上の最大用量でした。吸収が悪いとはいえバナン錠のバイオアベイラビリティは50%1)と3世代セフェムの中では良い方であり、そもそもペニシリンで10日間治療しても除菌失敗による再発が15%2) あると知っていたあなたは、成人での溶連菌感染症において、バナン錠での治療効果がペニシリンとくらべてどの程度差があるものなのか、Aさんと一緒に調べてみました。

1)バナン®錠インタビューフォーム
2)感染症レジデントマニュアル第2版(2013医学書院)

[文献タイトル・出典]
Casey JR, Pichichero ME.
Meta-analysis of cephalosporins versus penicillin for treatment of group A streptococcal tonsillopharyngitis in adults.
Clin Infect Dis. 2004; 38: 1526-1534.
PMID: 15156437
フルテキストをこちらから入手しましょう→こちらをクリック
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今回はシステマティクレビューを読みます。
これまで4月からの「新人さんいらっしゃい企画」で
RCTを3つほど易しく優しく解説してきたつもりですが
それを踏まえて、RCTを統合したシステマティクレビューについて
今回は易しく優しく読み解いてみようと思います。

今回も全く予習をせずとも楽しめるかもしれませんが
@syuichiao先生の簡単なワークシートと論文を
配信を視聴するにあたって印刷してお手元に準備しておいて下さい。
よろしくお願いいたします♪



※どなたでも視聴することはできますが、主な対象は臨床の薬剤師または薬学部5年生以上を想定していますので医学薬学分野の専門用語等が解説無しに飛び交うのはご容赦下さい

薬剤師のジャーナルクラブは薬剤師による薬剤師のための情報共有と穏やかな学びを目的としたSNSを利用したコミュニティです。現在は@syuichiao先生と@pharmasahiro先生とワタクシの3名をコアメンバーとしております。



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