twitter

@89089314 をお気軽にフォロー下さい♪過去ログはこちら

最近読んでみた

時々読み返したい

今までに書いた本

【JJCLIP】抗インフルエンザウイルス薬の予防効果はいかほど?

第16回薬剤師のジャーナルクラブ「JJCLIP」インターネット配信、
今年度8回目、今年最後の抄読会のお知らせです!


ひとまず、先日は一足お先に忘年会配信をさせていただきましたが、
皆様どのような感想を持たれたでしょうか?

はい、ワタクシは大変頼りない存在です(-_-;)
しゃべりの方は頑張って精進致します。
EBMに関する知識についても
呼吸をするかのように論文を読んでる青島先生には及びませんし、
EBMに対する情熱についても
わずか1年少々の勉強であんなに語れる山本先生には及びません。

ワタクシはEBMスタイルで学ぶのが好きなタダのオッサンです(笑)

そんなゆるくて中途半端なEBMerなのですが、
おそらく、「薬剤師はこれぐらいを目指したらいいよ」
というベンチマークみたいなものにはなるかな?

別にガンガン論文検索したり新しい論文には必ず目を通したりしてズバズバもの言いするような仕事してません。
多くの人が気付かないような論理やデータの落とし穴には気付きません。
臨床試験の細かい技法やちょっと込み入った統計解析なんて知りません。
仕事の大半は、エビデンスとは遠いところで日々頑張ってます。

でも日常の臨床疑問で気になったことはまず検索してみる。
エビデンスがあればちょっと読んでみて、ふ〜ん、と思う。
たまに活かせそうな場面が来た時に、エビデンスを示して他職種と一緒に考えてみる。
エビデンスが無ければ、検証するための臨床研究を考えてやってみる。
 
まあそんなゆるい感じです。
でも、どうしてもやらなきゃいけない仕事をきちんとした上で、
プラスαでEBMを取り入れてから、ずいぶん仕事が楽になりましたね。
いや、気分が楽になったのかもしれません。

EBMやっていて、「べき論」になることは滅多にありません。
「〇〇の方がいいかな?□□の時は逆かもしれないけど」
ぐらいの微妙な話になるのが普通なんですね。
それは結果に差が無いか、わずかな差であったり、
色んな交絡因子が考えられたり、
適用のための条件が違い過ぎるからかもしれませんが、
色んな複雑な因子が絡んでいるために、また、
言葉が現象を定義しているがゆえに、
論文のPは目の前のPであるとは限らず、
そのためいつも正しい答えは分かりません。
どんだけ詳細にエビデンスを読んでも、未来は予測できないんですね。

でもそれを前提にすると、ほら、

どっちだっていいことってすごく多くなってくるじゃないですか。

その泰然自若さが、こころを楽にしてくれますよ。


では、今回のシナリオと文献は以下の通りです。

////////////////
日時:2014年12月14日(日)
21:00頃から90分の配信予定
(20:45頃よりテスト配信を兼ねた雑談の予定)

配信:http://twitcasting.tv/89089314
※インターネット環境があればどなたでも視聴可能です(スマホでも聞けますよ♪)。
※ツイッターのアカウントがあればリアルタイムにコメントのやりとりができます!
※録音を保存しておきますので、聞き逃した方も後から聞くことが可能です。

今回の抄読会でも仮想シナリオを元にして進めます。
今回のシナリオと文献は以下の通りです。
(設定と引用元は@pharmasahiro先生のブログ。今回もいいシナリオ作っていただきました!感謝♪)

[仮想症例シナリオ]
あなたは, 保険薬局の薬剤師です.
本格的な冬の寒さが到来し, 徐々にではありますが風邪などの急性疾患で来局する患者が増えてきていました.
そんなある平日の昼下がり, 午前の外来業務が終わり一息ついていたところ,
とある女性が突然やってきました.

「どうも娘の通う保育園でインフルエンザに罹った子がいるみたいなんです. 家族全員で予防接種を受けようと思っていたらもう流行していてびっくり!今年は予防接種じゃなくて, インフルエンザの薬を予防でもらった方がいいのかしら?」

こちらの女性(30代)は, 普段抗ヒスタミン剤の内服薬や皮膚科外用薬といった処方薬を受け取りに来局される方で, 薬のことだけではなくご自身やご家族の健康に関する相談もよく受けており, あなたも女性のことはよく覚えていました.

【女性とご家族について】
共働き(30代の旦那さま)で保育園に通う娘さん(4歳)と, 親夫婦(60代)の5人家族.
娘さんとご主人は持病や定期服用薬はなし.
親夫婦に関しては現病や服用薬などの詳細はわからない.

抗インフルエンザ薬がインフルエンザの発症に対してどの程度予防効果があるのか,
あなたはこの臨床疑問を解決すべくpubmedを検索した結果, 次のような論文を見つけました.

[文献タイトル・出典]
Kashiwagi S, Watanabe A, Ikematsu H, Awamura S, Okamoto T, Uemori M, Ishida K.
"Laninamivir octanoate for post-exposure prophylaxis of influenza in household contacts: a randomized double blind placebo controlled trial."
J Infect Chemother. 2013;19: 740-9.
PMID: 23732307
フルテキストを入手しておきましょう→こちらをクリック

@syuichiao先生作成のランダム化比較試験を10分で読むワークシートもご準備を!
////////////////


あくまでもこのネット上での抄読会は
薬剤師が自ら主体的にEBMを実践したり
実際のワークショップに参加したりというところまでの
「橋渡し」というコンセプトを貫いていきますので
初心者を置き去りにはしないよう心掛けていきます。
コメントにも積極的に答えていこうと思っていますので、
初心者でも恥ずかしがることはありません、
お気軽にご参加下さい!

では、配信をお楽しみに!
ワタクシもツイキャスを介して皆様にお会いできるのを楽しみにしています。

※どなたでも視聴することはできますが、主な対象は臨床の薬剤師または薬学部5年生以上を想定していますので医学薬学分野の専門用語等が解説無しに飛び交うのはご容赦下さい

薬剤師のジャーナルクラブは薬剤師による薬剤師のための情報共有と穏やかな学びを目的としたSNSを利用したコミュニティです。現在は@syuichiao先生と@pharmasahiro先生とワタクシの3名をコアメンバーとしております。
 
JUGEMテーマ:

コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック