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【JJCLIP】厳格な血糖コントロールで合併症は予防できるの?

第24回薬剤師のジャーナルクラブ「JJCLIP」インターネット配信、
今年度5回目の抄読会開催のお知らせをいたします。

薬剤師による薬剤師のための医学論文抄読会、
「薬剤師のジャーナルクラブJJCLIP」
いよいよ2周年になろうとしています。


毎度参加してくださって、
遠慮の無いコメントを下さる皆様のおかげで、
最近は毎回楽しく双方向型抄読会を開催できています。
ただ聞いているだけではない、
思い切ってコメントしてみたことに誰かがレスしてくれる、
そういう体験をぜひ経験してみてください。
これはEBM云々以前に、
人として楽しい学びの機会ではありませんか。

では、以下に今回の配信日時の案内と臨床シナリオを転載します。
初めての方はどうぞよく読んで、
自分がその薬剤師になったつもりで、
場面をできるだけリアルにイメージしてみてください。

////////////////
日時:2015年8月23日(日)
21:00頃から90分の配信予定
(20:45頃より数分間テスト配信を兼ねた雑談の予定)

配信:http://twitcasting.tv/89089314
※インターネット環境があればどなたでも視聴可能です(電波良ければスマホでもOK!)。
※ツイッターかフェイスブックのアカウントがあればリアルタイムにコメントのやりとりができます!
※録音をこちらに保存しておきますので、聞き逃しても後から聞くことが可能です。

今回の抄読会でも仮想シナリオを元にして進めます。
今回のシナリオと文献は以下の通りです。
(シナリオ作成は@pharmasahiro先生。毎度いいシナリオ感謝♪)

[仮想症例シナリオ]
あなたは, とある街の薬局薬剤師です.
うだるような暑さがピークを迎えたある日の昼下がりに, 突然薬局の電話がけたたましく鳴り響きました.
「うちの子が糖尿病を発症しちゃったのよ?!まさかうちの子がよ!お医者さんはインスリンをしっかり使って治療しようって言っているけれど、その治療方法で本当にうちの子は大丈夫なのかしら?先生どう思います?!」
電話の主:
日用品の買い物から処方箋調剤まで、長年当薬局を利用する常連さんの一人.
この度, 15歳になる息子さんが1型糖尿病を発症.
医師はインスリンによる厳格治療を提案. しかし電話の主である母親は気が動転しており考えがまとまらない様子.
ご家族, ご親戚には糖尿病の現病歴・既往歴はなし.
あなたは、1型糖尿病の患者さんにとって, 厳格なインスリン治療がどこまで有益がどうかを調べてみたところ, 一つの古い論文を見つけたので, すぐに読んでみることにしました.

[文献タイトルと出典]
"The effect of intensive treatment of diabetes on the development and progression of long-term complications in insulin-dependent diabetes mellitus. The Diabetes Control and Complications Trial Research Group."
N Engl J Med. 1993 Sep 30;329(14):977-86.
PubMed PMID: 8366922.
フルテキストを入手しておきましょう→こちらをクリック

@syuichiao先生作成のランダム化比較試験を10分で吟味するポイントもご準備を!
////////////////

今回は「1型糖尿病」というのが一つのポイントでしょうか。

2型糖尿病に対する厳格な血糖コントロールのリスクとベネフィットについては
青島先生のブログに最近記事がありましたのでそれを引用しましょう。

地域医療の見え方 2015.Aug.12;1(30)

簡単にまとめると、
新規発症患者をメトホルミンで治療した場合において
厳格な血糖コントロールの有用性を示すエビデンスはありますが、
それ以外の、
罹病期間が10年以上とか、高齢の患者に対して厳格な血糖コントロールを行うと、
死亡や心血管イベントをかえって増やしてしまうかもしれないというエビデンスが存在します。

やはりそれに関してランドマーク的な論文は
ACCORD試験でしょうかね。
ワタクシも非常に衝撃を受けた論文です。
ぜひ時間のある時に読んでみていただきたいです。

それと、後ろ向きコホート研究ながら
死亡率が最も低いのはHbA1cが7.5という報告もあります。

では、1型糖尿病ではどうなのでしょうか?

実はワタクシ、恥ずかしながら、
1型糖尿病患者さんの経験がありません。
ですが臨床のエビデンスというのは
自分が一生かけても出会えないような多くの患者さんから得られた
客観的で科学的なデータなのですから、
それを学ぶということは経験の不足を補うことになります。
また、1人で論文を読むのではなくてみんなで論文を読む。
すると、その中には経験豊富な方もおられるでしょう。
そういった方のご意見を吸収することで
模擬的な経験は積めるのではないかと思います。
確かに模擬的な経験は実際の経験にかないませんが、
それでもクルマの免許を取るときは危険シミュレーションもするじゃないですか。
模擬的な経験が、いつか来るチャンスに役立つことは案外多いのではないかと思っています。

今回も初心者を置き去りにはしませんので
分からないことはどんどんご質問下さい。
コメントにも積極的に答えていこうと思っていますので、
恥ずかしがることはありません、お気軽にご参加下さい!
コメント投稿によって視聴者同士のやり取りもできますから、
そちらも積極的に楽しんでいただければと思います。

では、配信をお楽しみに!
ワタクシもツイキャスを介して皆様にお会いできるのを楽しみにしています。

※どなたでも視聴することはできますが、主な対象は臨床の薬剤師ならびに薬学部5年生以上を想定していますので医学薬学分野の専門用語等が解説無しに飛び交うのはご容赦下さい

薬剤師のジャーナルクラブは薬剤師による薬剤師のための情報共有と穏やかな学びを目的としたSNSを利用したコミュニティです。EBMで人と人とを繋ぐのが私たちの理念です。ぜひこの機会に、一緒に学んでみませんか?現在は@syuichiao先生と@pharmasahiro先生とワタクシの3名をコアメンバーとしております。
 
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