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EBMはSackettがもたらしてくれたご縁

地域医療ジャーナル7月号臨時増刊で書いた記事を一部紹介します。
テーマは「EBMの父を偲んで」
David Sackett追悼企画に寄せたものです。

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David Sackettという方のことは、正直あまりよく知りません。
見たことも話したこともありませんからね。

Gordon GuyattとともにEvidence Based Medicine(EBM)という概念を構築し提唱した方だというぐらいなら知っていますが、その論文を直接読んだことはありません。しかし、患者さん中心の医療という基本理念と実践は昔からあったものの明示的ではなかったものを、EBMという風に言語化したことは大いなる功績であることは分かります。私はそのおかげで、EBMスタイルとでも呼ぶべき行動様式を身に付けることができました。

今回はエビデンスの話ではないので少々観念的で感傷的な話かもしれませんが、Sackett氏追悼の意を込めて、私のEBMとの出会いについて話してみましょう。


【EBMとの邂逅】 
私がEBMに出会ったのは、臨床の薬剤師として本格的に働き始めた頃なので、もう10年以上前のことになります。当時はまだ少ないけども熱心な「EBMer」が各地でワークショップなどを開催しているといった印象で、「EBMを実践している」と自ら言えるような人はまだ少なかったんじゃないでしょうか。当時の私はEBMなんて何のことかさっぱり分かりませんでしたが、その「熱心なEBMer達」が身近にいたので、半ば強制的に『CASPワークショップ』に参加させられたのが最初の出会いでした。
その時に読んだ論文はかすかに記憶にありますが、論文自体にさほどインパクトはありませんでした。
しかし、ランダム化比較試験(RCT)はチェックシートを使って意外と簡単に読めるんだということは新鮮な学びでしたが、何より面白かったのは論文の批判的吟味の結果を臨床シナリオにどう適用するかという他職種とのディスカッションだったのです。

「とりあえずその薬が効くことはよく分かった。では、この患者さんにそれを使うのが良いのかどうかをもっと話し合いましょう」
 
という感じです。
それまで「効く薬なら使うもの」と単純に考えていただけに、様々な要素を話し合って、目の前のたった一人の患者さんのために最適な判断をするというそのプロセスを目の当たりにできたことは私の頭の中のフレームワークを広げることにつながりました。

・・・・・・

以下、

エビデンスが無ければ、エビデンスを創ろう!

論文を書こうと思ったら、EBMスタイルで論文を100報読め!

論文を簡単に読む方法は、EBM学習で身に付きます。

私が陥ったEBMのダークサイドとは。

薬剤師では大したことはできないが、決して無力ではないと言えるのはなぜか。

興味があればぜひ読者登録をお願いします。

これからも、
「人と人とを繋げるEBM」について模索していきたいと思っています。
よろしくお願いいたします。

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