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タバコを吸うことやめること

さて、

今日は「世界禁煙デー」らしいんですが、それに合わせて

#立てよ薬剤師

の同時ブログアップ企画をやろうという話をいただきましたので

それに便乗して久しぶりにブログを書いてみました。

 

最近頼まれた原稿に追われて自分で好きなことを徒然に書いてないので

やっぱり思ったままにダラダラ書くのは楽しいなぁと思うところなのですが、

せっかく世界禁煙デーというテーマがありますから、

今回はタバコに関することを書いてみたいと思います。

 

ワタクシはタバコが嫌いです。

もうね、臭いがダメなんですよ。

直接煙をかがされるのでも勘弁して欲しいところですが、

よそでタバコを吸ってきた後もね、結構臭ってるんですよ。

そういうのも嫌だなぁと思いますし、

やはりそういう人の体臭もなんだかガッカリするんですよ。

 

とはいえ、ワタクシもタバコを吸ってみたこともありますし、

てゆーか飲み会とかで誰か他の人が吸ってたら

1本もらって一緒に吸うことも実は結構ありますし、

ホントに嫌いなのか?と言われてしまうと

ちょっと自分でもよく分からなくなってくる感じです。

まあ酔っ払ってると臭いが気にならなくなるからなのかもしれませんね。

翌日二日酔い&タバコ臭でゲロゲロな朝を迎えてしまうんですが。。。

 

さて、そんなタバコですが、

やはり健康に対する影響が心配ではあります。

そうは言っても、タバコ吸ってようと、今更やめようと、

健康に関して言えばあまり変わらないんじゃないの?

という気も一方ではしてきますので、

まあここはちょっとだけ論文探して読んでみましょう。

 

2015年の論文ですが、

禁煙によってどれぐらい寿命が伸びるかを試算した研究が報告されてます。

全文読めますので図だけでも見てみてくださいな。

Mons U, et al.

Impact of smoking and smoking cessation on cardiovascular events and mortality among older adults: meta-analysis of individual participant data from prospective cohort studies of the CHANCES consortium.

BMJ. 2015 Apr 20;350:h1551.

PubMed PMID: 25896935; PubMed Central PMCID: PMC4413837.

 

この論文によると、

まず喫煙者と今まで喫煙したことがない人の比較において、

喫煙者はそのタバコの数に応じて心血管疾患による死亡リスクが上昇し、

1日20本以上の喫煙者ではおよそ7年寿命が短くなることが示唆されています。

 

次に、禁煙に成功した人と喫煙を続けている人の比較をすると、

5年未満では死亡リスクに差はないのですが、

5年を過ぎると統計学的にも有意に死亡リスクが減り始め、

20年以上禁煙するとおよそ4年寿命が伸びるという結果になっています。

 

ちなみに禁煙に成功した人と喫煙したことがない人の比較では、

一旦縮んだ寿命が禁煙期間が長くなるにつれて元に戻る様子が分かります。

 

これらの結果から言えることは、

一度喫煙の習慣ができてしまうと、20年以上禁煙しないと

上昇したリスクは元に戻らないということであります。

例えば60歳過ぎてから禁煙しても、

その効果が明確に現れるのは少なくとも5年後、

非喫煙者と同等になるには80歳を過ぎた頃ということになります。

 

う〜ん、それぐらいならまだギリギリ意義がある範囲なのかもしれない。

でも、もう少し年取ってる人だとどうだろう?

逆に、若い人だったら少々大丈夫ってこと?

先程挙げた論文の結果自体は、タバコ吸わないほうが長生きできて、

やめればその期間に応じて寿命が伸びるかもしれないということです。

だけど、実際にタバコ吸ってる人に当てはめようとした時、

その人によって少しニュアンスが違ってくる結果になるのが分かるでしょうか?

 

これが、エビデンスだけで意思決定できない理由です。

エビデンスは万能ではない所以です。

論文のような妥当性の高いエビデンスは

それなりに方向性は指し示してくれるものの

答えを与えてくれるわけではありません。

 

答えはその人のなかにあります。

 

薬剤師として、誰かの健康に関わるのなら、

その人の中にある答えを

本人と一緒に見つけていきたいものだと思います。

 

とりあえず、ワタクシの中のタバコは

悪いことや危ないことをしたくなった時の

ささやかなアイテムとしては残り続けるのでしょう。

 

JUGEMテーマ:身近な医療と健康


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